カセットテープの寿命はどれくらいなのか?
保存状態がよければいくらでももつと思うが。

カセットテープが終わる時、

・テープにカビが生えた
保管場所や状態によるところが大きい。
自分が所有するものではなかったが中古テープに多くある。
ひどい場合はデッキのヘッドに付着して音が出なくなることも。

・劣化(風化)してテープが切れた
これも自分の所有するものでは経験がない。
ただし、ハブからテープが外れたということはごく稀にある。
外れてしまうと取り付けるのにかなり苦労する。

・デッキに巻き込んでテープがワカメになった
これはたびたびある。
一番の原因はデッキ側の不具合が多い。
3ヘッドのダブルキャプスタンでサプライ側しか動かない不具合でテープがどんどん送られて巻き取れないとう状態となり、結果テープがデッキ内でクシャクシャになるという状況だ。
たまにしかデッキを使わない場合は、まずいらないカセットテープで再生してみることが必要。
ウォークマンでもたびたび起こる故障だ。
それ以外に巻き取りが甘く、リーダーテープに緩みがある場合も一因となるので一度端まで手で巻き取る習慣はつけたい。
テープを巻き取らずに途中になってるものもよく中古で見かけるがこれもトラブルの原因になる。
途中で再生をやめても、最後まで巻き取るのは常識と思ってよい。

物理的に使えなくなる要因とは別に、

・無録音部分への磁力転写現象
これは高レベル録音のものによくある現象。
年数がたっていなくても転写するようだ。
曲間の無音部分で確認できることが多く、音楽信号で磁化された部分のテープが無録音部分を磁化することで発生する。
録音現場でのマスターテープにおいても発生すると聞いたことがある。

・磁性体のドロップアウトによる信号一部欠落
これはテープに塗布された磁性体がはがれ落ちることで、その部分の音が途切れる減少。
保存状態やテープ自体の品質によるところが大きい。

上記のようにカセットテープ特有の不具合は多くある。
そういう意味ではカセットテープは注意することが多い。
スタジオのマスターテープ同様、録りっぱなしでなく、録音時の状態を保つ努力も必要だ。

これら不具合は普段のテープの保管状態、使用頻度で大きく変わってくる。

全ての事象の防止は無理としても大切な録音のものだけでもベストコンディションを保ちたいなら保管場所とテープのメンテには気を使ったほうがいい。

ではカセットテープのメンテとはどういうことか?

maxell カセットテープワインダー EW-340
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これがカセットテープをメンテする機械。
メンテっていってもやることはテープを早送りするだけ。

そう、カセットテープは巻きなおして風を入れるだけでもメンテになる。

それならラジカセやデッキで直接やってもいいが、その場合縦にカセットをセットするので、巻きムラができる恐れがある。

効果としては、カビの防止、乱巻きの防止だ。
ちなみに長期保存する場合の理想は昔から言われているが、通常再生して保存するのが一番よい。

カセットをセットして
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あとは早送りのスイッチを押すだけ。。
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巻き取りスピードは普通のデッキよりも速い。
46分(片面23分)テープの巻き取りは約30秒。
また、横置きの状態での巻き取りなので乱巻きも発生しない。

テープエンドに近づくと巻き取りスピードが落ち、ソフトストップしてくれる。
これはデッキにも採用されている機種がある。

ただし、早いだけに音はうるさい。
しかもバッテリーを単三電池4本も使用し、ACアダプタに対応していないとくる。

充電池を使えばランニングコストは問題はないが電池が切れるまで何十本も使えないとこが難点。

なくても平気だが、あれば便利。
大切な録音や高級なテープだけに時々使用すればいいだろう。

そういえばVHSテープ用のもあったなぁ。