maxellのテープワインダーに続き今回はそれにイレース機能を追加したカセットメンテ機器。

カセットを長持ちさせるためにはたまのメンテも大切。

とはいっても保存状態に気を使っていれば神経質になることはなく、膨大にカセットを所有していればこんなこといちいちできないので、このメンテ自体オレはほぼやらない。

カセットは一度録音するとその音楽信号を磁気信号として保持し続ける。
つまり録音したら消去しないかぎほぼ録音時のまま残る。

聴き飽きたカセットや高級テープを使いまわす時は上書きすればいい。
ただし、上書きした場合、前回録音部分が今回録音部分より長い場合、前回の録音内容が残り、
再生時に帰って面倒なことになる。

そういう時に重宝するのがこれだ。

SONY カセットテープワインダー/イレーサー BE-A200
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テープの早送りと録音内容の消去機能があり、これを同時に行うことも可能。

カセットをセットする。
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これはマクセルよりずいぶんコンパクトだ。

消去もしたいときは赤いイレースボタンを押しておく。
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フタを閉めれば自動スタート!
フタを開けてストップ!

いたってシンプル。
高速でテープの巻きムラ解消&消去が行える。

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ただし、巻き取りのスピードは46分テープで2分弱、イレースしながらでもほぼ変わらず2分弱とやや時間はかかる。
マクセルの約30秒と比べるとちょっと遅いがその分動作音はとても静か。
消去も行うのでまぁこれは仕方ない。

バッテリーは単3乾電池が4本必要でこれも結構電池食いだが、こっちはACアダプタにも対応。
電池だと何本もできないのでACアダプタを使用したほうがいい。

ちなみにこれが消去ヘッド。
これがテープ面と接触し、消去を行う。
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消去性能はさすがに未使用時のテープほどの静寂性にはならないがやらないよりはるかにいい。

いらなくなったカセットが発生したら、その乱巻きを直し、内容を消去して次に使う時にはフレッシュな状態ですぐに使えるブランクテープをストックしておくことができる。

それにしてもソニーはどんな機器でもサイズにこだわるものだ。