1980年代のTDKのカセットテープは把握していたはずだったが、さすがに海外向けの日本製カセットテープまではその興味が及ばなかった。
しかしある時ネットで見たことがないTDKのカセットを発見し、それ以来ずーっと気になっていた。
それはSA-XGといい、海外のみで発売された日本国内未発売のカセットテープだった。
型名からその位置づけは日本のSA-Xの上位にあたるものであり、同世代メタルのMA-XG同様にハイポジの最高グレードだろうということは容易に想像できた。
とにかく、これだけは欲しいと思わせた一品だ。
TDK SA-XG
発売年:1985年頃
発売元:TDKエレクトロニクスコーポレーション(ニューヨーク州 ポートワシントン)
ポジション:HIGH
ラインナップ:60分、90分
備考:日本国内未発売
海外ではプロフェッショナルリファレンスシリーズの一つとして売られていたようだ。
このシリーズに属するのは以下の通り。
・ノーマル:AD-X
・ハイポジ:SA-XG、SA-X
・メタル:MA-XG、MA-X
全て日本の型名と同様だがこの世代にSA-XGだけがなかったことがこれでわかる。
パッケージデザインは日本の同年代のものとは異なるが、書体や大まかなデザインは同じだ。
ハーフ構造は見た目だけならMA-XGと同じに見える。
MA-XGは強化プラスチックでアルミダイキャストフレームをサンドイッチし、テープガイド部分がプラスチック製だった。
フレームの色はMA-XGよりも濃い。
TDK MA-Rデザインの最終形 MA-XG
テープについては日本に存在しないカセットのテープを独自開発するとは考えにくいのでおそらくはSA-Xと同等ではないかと推測する。
カセット本体は開封してみないと詳細がわからないが、カセット本体の印刷はMA-XGとは全く異なるレイアウトのようだ。
ようやく手に入れたのが今から3年ほど前になるか。
なぜこのカセットが欲しいと思わせたか。
それはTDKメタルのMA-R・MA-XGと同じ流れをくむデザインだからだ。
MA-Rは日本が誇る最高のメタルテープであるのは揺るぎない事実なので、当然その後継やシリーズも同様の価値があるというわけだ。
当時TDKのハイポジ最高峰は日本ではSA-X(またはHXという説も)だったのでまさか海外でSAシリーズのMA-XG版が存在するとは思いもしなかった。
ソニーのメタルマスター(メタル)とUXマスター(ハイポジ)のような関係のコンセプトがTDKにも海外ではあるが存在したということは驚きである。
なぜこれを日本で発売しなかったのか理由はわからない。
次回は開封して詳細をさらに検証したいが、もったいないのでいつ開封するかわからない。
しかしある時ネットで見たことがないTDKのカセットを発見し、それ以来ずーっと気になっていた。
それはSA-XGといい、海外のみで発売された日本国内未発売のカセットテープだった。
型名からその位置づけは日本のSA-Xの上位にあたるものであり、同世代メタルのMA-XG同様にハイポジの最高グレードだろうということは容易に想像できた。
とにかく、これだけは欲しいと思わせた一品だ。
TDK SA-XG
発売年:1985年頃
発売元:TDKエレクトロニクスコーポレーション(ニューヨーク州 ポートワシントン)
ポジション:HIGH
ラインナップ:60分、90分
備考:日本国内未発売
海外ではプロフェッショナルリファレンスシリーズの一つとして売られていたようだ。
このシリーズに属するのは以下の通り。
・ノーマル:AD-X
・ハイポジ:SA-XG、SA-X
・メタル:MA-XG、MA-X
全て日本の型名と同様だがこの世代にSA-XGだけがなかったことがこれでわかる。
パッケージデザインは日本の同年代のものとは異なるが、書体や大まかなデザインは同じだ。
ハーフ構造は見た目だけならMA-XGと同じに見える。
MA-XGは強化プラスチックでアルミダイキャストフレームをサンドイッチし、テープガイド部分がプラスチック製だった。
フレームの色はMA-XGよりも濃い。
TDK MA-Rデザインの最終形 MA-XG
テープについては日本に存在しないカセットのテープを独自開発するとは考えにくいのでおそらくはSA-Xと同等ではないかと推測する。
カセット本体は開封してみないと詳細がわからないが、カセット本体の印刷はMA-XGとは全く異なるレイアウトのようだ。
ようやく手に入れたのが今から3年ほど前になるか。
なぜこのカセットが欲しいと思わせたか。
それはTDKメタルのMA-R・MA-XGと同じ流れをくむデザインだからだ。
MA-Rは日本が誇る最高のメタルテープであるのは揺るぎない事実なので、当然その後継やシリーズも同様の価値があるというわけだ。
当時TDKのハイポジ最高峰は日本ではSA-X(またはHXという説も)だったのでまさか海外でSAシリーズのMA-XG版が存在するとは思いもしなかった。
ソニーのメタルマスター(メタル)とUXマスター(ハイポジ)のような関係のコンセプトがTDKにも海外ではあるが存在したということは驚きである。
なぜこれを日本で発売しなかったのか理由はわからない。
次回は開封して詳細をさらに検証したいが、もったいないのでいつ開封するかわからない。