さくの家電のーと

オーディオ、音楽、家電全般に関する備忘録ブログ

私的名盤コレクション

大映テレビ主題歌コレクション ~TBS編~

誰もが1つの曲、1人のアーティストを聴くきっかけになったものがあるだろう。

そのひとつにドラマも挙げられないだろうか。

ドラマに使われる主題歌はドラマの一部の構成要素であるが、ドラマの顔になることもあるほど影響力があることも少なくない。
ドラマにマッチした選曲ともなるとドラマを盛り上げるだけでなく、その主題歌までもがヒットする。
そうやってドラマが面白くてやがてその主題歌も好きになるというパターンだ。

80年代、未知の曲を知るきっかけとなるものは主にテレビかラジオだった。

テレビはつけてれば勝手に日本の歌謡曲をたくさん見聴きすることができたし、CMでさえもそのわずか15秒という尺の中で商品の世界観に合った音楽で我々を魅了した。

テレビやラジオの歌番組に流れる音楽が直接的音楽とするならドラマの主題歌は間接的音楽とも言える。

ドラマの主題歌が気に入れば、それを歌うアーティスをそのものを知るきっかけになる。
そうなるとそのアーティストの他の曲も聴くようになる。
もしそれが洋楽のカバー曲であったなら、今度はオリジナルを聴いてみたくなる。
オレはそうやって知った外国人アーティストがたくさんいる。
オレの洋楽を知るきっかけのひとつがまさかドラマだったと思うと面白い。

洋楽といえば、当時は洋楽を聴くにはほんの少しの努力が必要だったように思う。
テレビにしてもラジオにしてもつければ簡単に邦楽は聴けるが、洋楽は意識して選ばなければ耳にする機会はとても少ない。
さらに現代のようにタダでお目当てのアーティストの1曲を聴くことは容易ではなかった。
洋楽のラジオ番組を流し聴きしていると、自然と多くの未知のアーティストを知ることになるが、いい曲だと思っても「今流れたやつ何?」と二度と探せないことがよくあったものだ。

とにかく、そうやって自分の聴いてなかったジャンルや未知のアーティストへと触手を伸ばし、音楽の裾野は広がっていくのだろう。

そういう意味でドラマ主題歌というのはオレにとっては音楽の重要な情報源だった。

あるドラマではその主題歌を歌うアーティストを正式にレコードで聴くようになったり、そのドラマの中だけで終わってしまうものもあった。

いずれにしても心に残るドラマ主題歌が多かった80~90年代ドラマを語らずして当時の音楽事情を語ることはできないだろう。

今でも思い出したように「あのドラマの主題歌が聴きたい」となり、ネットで聴いて懐かしく思う。
次に「音が悪いなぁ」とオーディオマニアの虫が騒ぎだしCDを買う。
CDを購入して初めて音の良さに感動する。
そりゃ当時のテレビのスピーカーの音だけで聴いていたのなら当然だ。

そんなこんなで個別にアーティストを一人一人聴いていくより経済的でうってつけなCDを見つけたのだ。

大映テレビ主題歌コレクション ~TBS編~
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発売年:2001年4月4日
品番:KICS 871
価格:2,500円(税抜)
レーベル:KING RECORDS

ケース裏
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CD
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今から20年も前に発売されていたこのCD。
なぜか未だに新品で買うことができ、オレにはお宝レベルの大切なCDとなった。
タイトル通り、これは大映テレビが制作したドラマ、かつTBS放送分のみの主題歌を集めたコンピレーションアルバムである。
(もうひとつはフジテレビ編というのもあるが新品では買えなかった)

まず、大映テレビとは当時の大映株式会社のテレビ制作部門を指す。
有名なところでは70年代の山口百恵がヒロインを演じた「赤いシリーズ」だろう。
子供ながら見ていたものもあるが、今はタイトルくらいしか覚えておらず記憶も断片的だ。
しかし80年代に限っていえば、明らかに他のドラマとは異彩を放つドラマが多く、日本中を釘付けにして社会現象にまでなるほどのドラマを多く制作した。

主演俳優はドラマを機にメジャーになり、そのドラマ主題歌もヒットした。

このCDにはそんな時代を彩った名作大映ドラマの主題歌がズラリと並ぶ。

オレは今もすごくドラマを見るほうだが、そのドラマ主題歌が気になるなんてことは今ではほとんどない。
制作側が主題歌の重要性を軽視しているのは明らかであり、もう時代は変わってしまったようだ。
このCDが存在するということは、それだけかつてのドラマにとって主題歌は重要な位置づけだったということになるだろう。


では収録内容を見ていきたい。

1.「高校聖夫婦」主題歌
  純愛さがし(高田みづえ)
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あらすじは高校3年の二人が結婚し、周囲が大騒ぎになるというもの。
しかし何とそれは偽装結婚だったのだ。
偽装結婚から始まる二人の関係の変化が見ものということだ。

後に大映ドラマの定番俳優となる鶴見辰吾、伊藤麻衣子を主演として名古屋章や伊藤かずえなどが脇を固める。
そういえば鶴見辰吾は3年B組金八先生(1979年版)で同級生を妊娠させてしまう役をやってたな。
伊藤麻衣子はミス・少年マガジンからの初のドラマ出演作品。
オレはこのドラマで伊藤麻衣子のファンになり、彼女は歌手としてもデビューしたのでレコードも持っていた。

ただこのドラマ、大映テレビドラマを自らの意思で見始めた初期の作品のため、主題歌が記憶にない。

主題歌「純愛さがし」は高田みづえによる歌唱であるが、オレにとってはちょっと世代が違うというか彼女はアイドル的な存在でもなく、「ザ・ベストテン」で聴く程度だったので気にしていなかったんだろう。
曲自体も70年代アイドル然としていてあか抜けない雰囲気。
何しろドラマが放送された1983年は聖子や明菜といった強力なアイドルがいたので無理もない。
とはいえ、今あらためてじっくり聴くとこれはこれでよい。
高田みづえの歌唱力の高さを思い知らされるし何より声がとても気持ちいいのだ。


2.「スチューワーデス物語」主題歌
  ホワット・ア・フィーリング(麻倉未稀)
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あらすじはスチューワーデスを目指す少女の恋と成長の物語。
とあれば何か爽やかな感じを受けるが、実のところ内容はかなりドロドロ。
片平なぎさ扮する教官の婚約者の恐ろしいこと憎たらしいこと、夢にでてきそうでトラウマになりかねないほどだった。
(実際片平なぎさは当時いやがらせを受けたらしい)
このドラマでは「教官」とか「ドジでノロマなカメ」なんて流行語も生まれた。

そしてドラマ同様忘れられないものとなったのが主題歌である麻倉未稀の「ホワット・ア・フィーリング」だ。
同年上映のアメリカ映画「フラッシュダンス」のテーマ曲で日本語カヴァー曲としてドラマに採用された。
当然のことながら洋楽なんぞには縁のない、こてこての日本人のオーディオ小僧であったオレにとっては麻倉未稀で聴いたのが先。
カヴァーであることはもちろん知っていたが、あまりにインパクトが大きいドラマと主題歌だった。
オレはこれを機に麻倉未稀のレコードも聴き始めた。
(フラッシュダンスも後にテレビで見た)

曲は印象的なイントロから始まり、サビに向かって大盛り上がり。
ドラマでは日航機をバックに教官と生徒達が遠くから整列して歩いてくるワンカット映像だったが今見ても秀逸だ。
ドラマの細かな内容は忘れてしまっても、この曲を聴けばあの時の熱くらいは容易に蘇る。
こんな形で洋楽の世界に入っていけた80年代は今考えても面白い時代だった。


3.「不良少女とよばれて」主題歌
  NEVER(MIE)
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あらすじは不良となった主人公の更生までの紆余曲折を描いている。
これは実話をもとにした原笙子原作の同名小説のドラマ化である。

80年代は少年の非行が社会問題となっていた時期でもあり、同じく非行を題材とした「積木くずし」も大きな話題となっていた。
(内容的には積木くずしの方がハードかな)
それにしても主人公が不良から始まるとか、不良がでてくるドラマは本当にたくさんあった。
何にしても見ていて苦しくなる話だ。

そんな主題歌に抜擢されたのがMIEの「NEVER」。
MIEは元ピンクレディーでこの時はすでに解散してソロだった。
もともとMIEはケイちゃん(相方)よりも声量があり、ダイナミックな歌唱だった。
そのイメージ通り「NEVER」はMIEにとって相性がよかった曲だと思う。
そしてこの曲もアメリカ映画「フットルース」の挿入歌からのカヴァーなのだ。

「ホワット・ア・フィーリング」同様、オリジナルが洋楽の場合、声にパワーが必要な曲が多い。
そこらへんの歌手では歌いきれないほどの声量が必要なのだ。
正直MIEがこんな曲を歌えるとはピンクレディの頃には想像も付かなかっただろう。
麻倉未稀にも負けず劣らずのMIEのヴォーカルはとにかくかっこいい。


4.「泣き虫先生の7年戦争 スクール★ウォーズ」主題歌
  ヒーロー(麻倉未稀)
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あらすじは荒廃した高校に赴任した教師がラグビーを通じて不良を更正させ、全国優勝を果たすまでの7年の記録だ。
(合言葉は、ワンフォアオール オールフォアワン→ヒロアカではない)

このドラマだけは本当に別格で、全ての日本ドラマの金字塔と言えるのではないだろうか。

昨年Amazonプライムで見返したが最初は古臭さにやや引いて見ていた。
しかし回を追うごとにそれがむしろ癖になってくる。
(当時はくさい演技だなんて思ってもいないが)
やがて自分は滝沢先生になりきり、一緒に苦しみ涙する。
中盤からはいったい何人仲間が死ぬんだ、もうやめてくれと思いつつ、ドラマはクライマックスへと向かう。
最終回は第1回の冒頭部分の伏線の回収から始まる。
ついにこの時がきた!
全国大会決勝戦だ!!

と、その様々な名シーンを盛り上げたのがその主題歌「ヒーロー」だったのだ。
ヒーローが流れないスクールウォーズはきっと味気ないものとなっただろう。

もはや大映テレビ専属歌手ではないかと思う麻倉未稀の再起用。
やはり映画「フットルース」からのカヴァー曲。
イントロのシンセドラムは一秒聴かなくてもそれとわかる。
ダイナミックな曲はオーディオチェックで未だに聴くことがたびたび。
もちろんオリジナルでなく麻倉未稀ヴァージョンだ。
そしてこの曲を聴くと自然と力が湧く世代が確実に存在するドラマ史上最強の主題歌である。
是非ともドラマの中で聴いてほしい曲だ。
見れば今のドラマとの違いをはっきり認識できることだろう。

2022年冬クールドラマ17本を録画予約中であるドラマ狂いのオレが未だ忘れられない名作ドラマなのである。


5.「少女に何が起ったか」主題歌
  摩天楼ブルース(東京JAP)
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あらすじは小泉今日子扮する不遇な人生を送ってきた主人公が数奇な運命によりピアニストを目指す物語。
その出生の秘密やロマンスが見どころとなる。
小泉今日子は初の連続ドラマ主演作となった。

「薄汚ねぇシンデレラ」というセリフは話題となった。

主題歌は東京JAPの「摩天楼ブルース」。
当時はドラマと共にヒットしたが、このロックバンドはこのドラマの主題歌を歌った2年後に活動を休止した。
メジャーになったあとは鳴かず飛ばずという印象で一発屋ともとられやすい。
そんなバンドは山ほどいたがオレはこの1曲だけでこのバンドを今も覚えているのだ。
なんと言われようが確実に時代に爪痕を残した偉大なバンドである。

イントロの物悲しいハーモニカがとても印象的。
正直「摩天楼ブルース」以外の曲を知らないのでオレは東京JAPといえばこの曲のイメージしかない。
ロックというより今でいうシティポップにカテゴリしてもよさそうな洗練された曲だ。
未だに時々口ずさんでしまうのは名曲の証ということだろう。


6.「乳姉妹」主題歌
  RUNAWAY(麻倉未稀)
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まずこれ「ちきょうだい」と読む。(ちちしまいではない)
あらすじは18歳の二人の少女、一人は大富豪の娘、一人は貧乏人。
でも実は大富豪の娘は生まれて間もない頃、貧乏人の方のお母さんに育てられていた「乳姉妹」だった。
しかもちょっとしたミスでそれぞれが入れ替わっていたというパターンのやつ。
そんな二人がある事件をきっかけに再開。
そこから二人の運命が回り始めるという人間ドラマだ。

主題歌は大映ドラマお抱えの麻倉未稀の「RUNAWAY」。
ドラマのスリリングな展開を象徴するかのようなスピード感溢れる曲がドラマをさらに盛り上げた。
もう大映ドラマには麻倉未稀なら間違いないという構図になってきたとさえ思う。
これもやはりカヴァーで原曲はボン・ジョヴィの「夜明けのランナウェイ」。
麻倉未稀のヴォーカルは男性ヴォーカルをもカヴァーできるほどすごいということだ。

ドラマタイトルのインパクトも手伝い、これも忘れられないドラマとなった。
貧乏人の娘役の渡辺桂子は正統派アイドルであったがこの翌年に結婚で引退。
当時知名度はあったものの活動期間が短いがためになかなか思い出せない80年代アイドルの一人となった。


7.「ポニーテールはふり向かない」主題歌
  NEVER SAY GOOD-BYE(小比類巻かほる)
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あらすじは少年院から出てきた少女が試練を乗り越えスーパーロックバンドを結成していく過程を描く。
と、そりゃ苦労するだろうなと思うが大映ドラマの恐ろしいところはそこで終わらない。
主人公はギターの弦が切れて目を負傷、視力を失い盲目となってしまうのだ。

しかし何よりも当時話題となったのは主人公の仇役とか脇役ばかりやっていた伊藤かずえがついに主演を果たしたということだ。
それまでさんざん大映ドラマに出演していた伊藤かずえの知名度は高かった。
なのでようやく日の目をみたね、とちょっと親心がわいて見ていた視聴者も多かったことだろう。
まぁ大映ドラマと言えば、松村雄基・伊藤かずえは外せないが、癖のある多くの役を演じきったこの二人は偉大な俳優である。

主題歌は小比類巻かほるの「
NEVER SAY GOOD-BYE」。
なんと小比類巻かほるのデビュー曲だ。
これを機にオレが小比類巻かほるにハマったのは言うまでもない。
そういえば当時、小比類巻(こひるいまき)という苗字があまりに珍しく感じた。
どうやら青森県三沢市に多い苗字らしい。
青森県三沢市と言えば米軍基地がある。
その関係で小比類巻かほるは子供の頃から洋楽に親しんでいた?というような記事を当時読んだような気がする。

曲は以降の彼女のスタイルを決定づけるような力強いロック。
もともと声量もあり、ロックに向いた声質でこのドラマの後も次々とヒット曲を連発し、80年代を代表するロックスターとなった。

新たなアーティストを知るきっかけとなった思い出のドラマでもある。


8.「遊びじゃないのよ、この恋は」主題歌
  まわり燈籠(高樹澪)
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あらすじは新米婦人警官が恋した相手はヤクザだったという禁断の恋を描いたドラマだ。
主人公はこのドラマの前年にデビューした井森美幸を大抜擢。
今ではちょっと考えられないようなシンデレラストーリーだ。

残念ながらこのドラマは主題歌ともにあまり覚えてない。
やはり大映ならではの強い癖がなかったからか。

主題歌は当時「ダンスはうまく踊れない」がヒットした高木澪が歌う。
「まわり燈籠」がすぐには読めない。
まわりとうろうか?
それにしても曲はほぼ演歌じゃないか。
そりゃ演歌嫌いのオレが覚えてないのも無理はない。
ドラマの内容と主題歌、これが合っているのかもよくわからない。


9.「おんな風林火山」主題歌
  LOVE IS ALL ~愛を聴かせて~(椎名恵)
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あらすじは戦国時代の恋愛。
(もう適当になってきている)
ドラマの内容はほとんど覚えていない。
時代劇だから見ていなかったのかも。
ただ、面白いのは大映お抱え俳優の松村雄基や伊藤かずえも出ていること。
このメンツで時代劇とか逆に今見たい。

そして主人公は1986年同年デビューの鈴木保奈美。
ドラマについては語れないのでちょっとここで小話を。

実はオレは1986年に鈴木保奈美と会っている。
鈴木保奈美はカネボウ化粧品の夏のキャンペーンガールで、まさにそのキャンペーンで全国に営業に回っていた。
そして鈴木保奈美は我が町にもやってきたのだ。

オレはK君と学校帰りだったのだが、たまたまそのキャンペーンのイベント会場の前を通りがかった。
で、会場前にいた係りの人に「ちょっと寄っていきませんか?」と声をかけられたのだ。
オレもK君も暇だったので「じゃあ寄ってく」となった。
それまで鈴木保奈美は知らなくて、会場に通されると客は誰もいなかった。
まさにオレとK君だけ。
しか~し、その鈴木保奈美の可愛いこと、綺麗なこと。
客がいないので間近で堪能させてもらったのだ。
一目見た途端オレたちはデレデレになった。
で、「写真撮りませんか?」って言われたんでK君と3人で写真撮ってもらったんだ。
それは未だに忘れられない幸運な出来事となった。

・・・

ただ、、

その時撮った写真。

もらってない。

K君と話し合った。
「あの時の写真どうなった?どうやってもらえばいいんだろうな?」と。

確かインスタントカメラじゃなかったし、オレらの連絡先もそういえば教えてない。
となると向こうもオレたちに渡しようがない。
後日会場に行ってみると当然のことながらもういるわけない。
オレとK君にとって、青春のほろ苦い思い出となった・・・

話がそれたが主題歌だけははっきりと覚えているというよりよく知ってる。
シャーリーンの「I'VE NEVER BEENN TO ME」のこれまたカヴァーである。
誰もが知る有名な美しい曲。
もしかしたらカヴァーより原曲を知ってる人のほうが多いのかな。
この時代劇ドラマに合っているのかはよくわからないが、最高な歌であることは間違いない。


10.「天使のアッパーカット」主題歌
  TALK TO ME(松居直美)
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あらすじはひとりの少女が拳ひとつで学園の悪に立ち向かうという奇抜な学園ドラマ。
今なら強烈なB級臭漂うタイトルだ。
残念ながらこれも全く覚えていない(見ていないから?)

やっぱりお抱え俳優がいないと興味なかったのか、裏番組の方見てたのか。
いずれにしても当時はいろいろ遊びが忙しかったし全てのドラマを知ってるとは言い難い。
でも今見たらきっと面白いんだろうなぁ。
これ見たいけどマイナーすぎてどこも配信してなそう。

というわけで当然主題歌も知らなかった。
ただ、歌ってる松居直美はそりゃ知ってる。
当時の彼女のイメージとはまるで異なるかっこいいロック曲だ。
松居直美の歌唱力は一流なので問題ない。
これもカヴァーで原曲はクォーターフラッシュだ。
この曲を聴く限り、きっとドラマが盛り上がるんだろうなと感じさせる気になるドラマだ。


11.「スクール・ウォーズ2」主題歌
  FIRE(丸山みゆき)
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あらすじは前作「スクールウォーズ」から5年後を描く。
滝沢先生が少年院のラグビーチームの監督になって帰ってきた。
少年院なので不良以上に悪いのは当然な部員たち。
前作同様、引き続き山下真司、岡田奈々、松村雄基がキャスティングされた。
そりゃ面白いに決まっている。

がしかし、このドラマは当時評判が悪かった。
当たり前だが前作を超えることはできないし、二番煎じ感も強い。
かなり強引な展開となるが熱いだろうということは容易に想像できる。
当時はこんなドラマはもう食傷気味だったのかもしれない。
しかし刺激のない現代こそ見たいドラマだ。
オレが今もう一度見なおしたい大映ドラマの筆頭がこれだ。

主題歌は丸山みゆきの「FIRE」。
丸山みゆき自体は覚えていなかったが、この熱い主題歌だけは忘れはしない。
これ間違いなくドラマが盛り上がるやつだ。
イントロからサビまでもうスポ根ものの王道をいくハイテンション。
スクールウォーズ2は見なかったという人もこの曲を聴けばきっとドラマを見たくなること請け合いだ。


以上。


さて、近年のオレはリアルタイムな曲よりも往年の曲を聴くことが多い。
まぁ今のJ-POPに限っては打ち込みばかりで聴いていてオーディオ的につまらないし、それが気にならなくなるほどのいい曲も少ない。
そんな憂うべき事態がもう長年続いているような気がする。
曲より歌詞という風潮もうっとうしい。
バックの演奏はおざなり。
(つまりは録音も臨場感がなくつまらない)
歌にとって歌詞は当然重要であるが、最近の曲はその歌詞にこだわりすぎている。

オレの場合、歌詞がいいから好きになった曲なんてものはひとつもない。
曲ありきで歌詞を後から好きになる。
よく「歌詞に共感して」なんて言う人がいるがそれに共感できない。
まず曲ありきでそこに乗る歌詞が生きてくる、そんな曲が多かったのが80~90年代だ。
そもそもの話だが、歌詞の意味を理解しながら聴く人はオーディオ耳ではないので、録音がどうのこうのも関係ないのだろう。
オレは歌詞は考えすぎず、すっと入ってくるような「曲に調和した歌詞」くらいでちょうどいいと思う。
例えば松本隆が書く詞はまさに「詞」だ。
歌詞を読んでみて情景が浮かぶし、意味がよくわからない言い回しも多い。
意味がわからなくてもそのまま受け入れようとさえ思う。
しかし、最近の曲は「話し言葉」的な詞ばかり。
しゃべる言葉をそのまま歌詞にすることはちょっと頑張れば誰でもできること。
かつての職業作家の書く詞は主張しすぎず美しかった。
言葉を昇華させて情景として表現するか、言葉を言葉のまま表現するかの違いはあまりに大きい。

昔の曲を聴いていてふとそんなことを思った。

では最後にその後の大映テレビがどうなったか。

日曜劇場「テセウスの船」や「TOKYO MER~走る救急救命室~」を制作した、と言えばわかるとおり今も健在だ。

未だに「大映テレビ」の名前を現代ドラマのクレジットで目にすると思わずにやりとしてしまう。

オレにとって「大映テレビ」という響き自体で胸が躍ってしまうからだ。


フジテレビ編に続く。

松原みき 真夜中のドア~Stay With Me(シングルレコード復刻盤)

松原みき。

1970年代後半から1980年代後半にかけて活躍した日本の歌手である。

ここのところ、なぜか彼女のかつての楽曲が世界で注目されている。
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事情を知らない日本人にしてみれば、なぜなのか疑問しかない。

事の発端は海外のYoutuber(Rainych)が彼女の曲をカバーしたことから始まるようだ。

その後、音楽ストリーミング大手のSpotifyのバイラルチャートで松原のオリジナル曲が世界1位を取り、多くの人々に知られることとなったのだ。

松原のデビュー曲である「真夜中のドア~Stay With Me」は1979年リリースなのでオレはまだ小さい子供だった。
当然そんな大人の曲を聴くわけもなく、存在すら知らなかったのは言うまでもない。
(その頃はアニメ音楽を聴いていたくらいだ)

そして2004年にがん闘病の末、彼女が亡くなったことも今になって知ったほど。

そんな松原みきを知ったのはネットニュースからだ。
興味本位でYoutubeで聴いてみると、なるほど確かにいい曲。

ただ、この系統の曲は1980年代にかけて多く存在しており、この曲だけが群を抜いて優れているというわけでもなさそうだ。

だからこそ日本人にとっては「世界の気まぐれ」でヒットしたのだなという捉え方になる。

しかし、これを機に過去の日本の音楽が発掘されるようにもなったのだ。

それが「シティ ポップ」と呼ばれる音楽分野になる。

シティポップという言葉は正直聞きなれないが、それが何を意味するのかはすぐに理解できる。
少なくとも当時はそんな言い方は一般的ではなかったはずだ。
例えば、ニューミュージックとかポップスとか大まかなくくりで呼んでいたような気がする。
具体的には山下達郎、竹内まりや、角松敏生など、まさに都会的に洗練されたおしゃれな音楽。
オレも80年代から好んで聴いていたアーティストがこれにあたる。

松原みき、シティポップ、これだけが独り歩きしていたから違和感を感じていたのだろう。

そもそもの話、日本人としては今更日本の音楽になぜ世界が注目するのかというのが疑問だ。

オレが思うに、それは当時の日本の音楽業界のプロモーションの仕方が世界に向けられていなかったことが原因の一つと考える。
とはいえ、日本の音楽はアジア圏には当時から認知されており、オレもいくつかアジア向けのカセットは持っている。
だから日本の音楽はアジア圏の人々にはわかってもらえても、欧米圏では認めてもらえないのだろうと思っていた。
ずっと昔の話だが、松任谷由実の曲を聴いた欧米人が「なんてヘンテコな音楽なんだ」的なニュアンスで揶揄していたのを覚えている。

日本が誇るユーミンの音楽をこき下ろすとは「もうお前らに理解してもらわなくて結構だ!」と怒りを覚えたのだ。
また、聖子が世界デビューした時も、それが全く売れなかったわけではないにせよ、そこに留まり、日本でリリースされた過去のアルバムが聴かれるということはなかったのがあまりに残念だった。

こんなことがあったから、オレは今の世界のシティポップブームに不信感が拭えないわけなのだ。

だが、そもそも欧米圏の人々は日本の音楽に触れる機会がなかったことも事実。
もっと多くの人々の耳に入っていればきっと状況も変わっていたのではと思う。

その状況が変わったのが近年のことなのだ。
インターネットにより、Youtubeで全世界にコンテンツが労無くして共有できるようになった。
しかし、それだけではまだ足りない。
バックグラウンドにあったのは、やはり近年の日本ブームだ。
おそらくはアニメから始まり、日本料理、日本旅行と日本の文化に対する世界の関心は集まっており、それが日本の音楽にまで波及する準備は整っていたといえる。

しかしながら、まだ根本的な問題は解決していない。

それは日本語だ。

我々日本人は洋楽に対し、言葉の意味はわからなくても曲がよければ無条件に受け入れる民族だと思っている。
また、それを理解しようと努める人々も多くいるということだ。

外国人によれば、日本語は多くの言語の中でもかなり難しい部類に入ると聞く。
これは英語ほどのグローバル感がない日本語は個人で翻訳することが非常に難しい言語であるということでもあるだろう。
今なら翻訳サイトを使えば一瞬で翻訳もできるが、ニュアンスが違うなと思うものも多い。

この問題に変化の兆しを感じたのは「アナと雪の女王」だと個人的に分析している。
「アナと雪の女王」は2013年に公開され、世界、老若男女問わず大ヒットしたディズニーアニメ映画だ。

「アナと雪の女王」の主題歌である「レット・イット・ゴー」は上映する国ごとに、その国の言語で公式に歌詞が作られたのだ。
その日本語版を歌唱したのは「松たかこ」である。

当時、各国の言語で歌われた「レット・イット・ゴー」をYoutubeで公開していたが、その中に25か国言語ミックスバージョンがあった。
そのコメント欄に寄せられたものに、日本語がいいというコメントも多く寄せられていたのだ。
ここまで多言語で構成された音楽などなかったので、当然聴く側はもう雰囲気(音)として聴くしかない。
そんな中でも日本語がいいという人は「語感が心地いい」「かわいらしい」という感想を述べていた。

オレはこれを見た時、世界が日本語を(意味を理解しなくても)日本語のまま受け入れたのだなと思ったのだ。

つまり、日本人が洋楽の言葉の意味がわからなくても受け入れる感覚が、外国人もそう割り切った瞬間ではなかっただろうか。

「音楽に国境はない」とはよくいうが、それは確かにそうだと思うが、そうではない部分も大いにあったはずなのである。


と、話が長くなったが見ていこう。

松原みき「真夜中のドア~Stay With Me」
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発売日:2021/3/10(オリジナル:1979/11/5)
価格:2,177円(オリジナル:600円)
品番:SCKA00002
B面:そうして私が

発売日からわかる通り、これはオリジナルでなく復刻盤だ。

値段はさすがに高いが、オリジナルはすでにこの値段では買えないだろう。

松原みきが話題になり始めたころ、権利を持つポニーキャニオンは動いた。

これはポニーキャニオンによるクラウドファンディングである、「パッケージ・オーダー・プロジェクト」により復刻が実現した。
つまり規定数量を満たさなければ商品化が叶わないものだったのだ。

ちなみにファーストアルバムも同様の手法で商品化されたが、セカンドシングル「愛はエネルギー」、セカンドアルバム「Who are you?」は予約するも中止の連絡を受け取っている。

知らなかったとはいえ、外国人に「これいいぞ」と言われて購入したようなもので悔しいが、自分にとって知らない音楽を聴くことは何よりも嬉しいことなのでよしとしよう。
(もちろん事前に曲を何度も聴いていてお気に入りだったこともあるが)

基本的にオリジナルが欲しいのだが、これについてはリアルタイムで知らないので、思い入れはなく、今の若い世代が80's90'sの音楽を初めて聴く感覚に近い。
オリジナルに未練はないのでとりあえず復刻盤でよしとしたのだ。
(とはいえ本国の人間ならオリジナルを所持すべきか?)

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ジャケット裏の歌詞面は斜めに書かれた歌詞。
シンプルでなかなかオシャレな感じ。

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ケースは白、ラベルも白ととても美しい。
ただ、オリジナルのラベルはピクチャー仕様のようで完全復刻ではない。
この当時はポニーキャニオンでなく、キャニオンレコードだ。

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ひとつ思ったのが、このスリーブケースは非常に厚くしっかりしている。
オレが所有するシングルレコードの中でも一番かもしれない。
ほとんど厚紙な感じでレコードの保存に不安がない。

ただし、やはりこれもオリジナルとは違うようだ。

楽曲自体はネットを検索すれば簡単に聴けるのでオレが言及するまでもない。

これがいわゆる「シティポップ」と呼ばれる典型的な音楽なのだ。

きっかけがどうであれ、松原みきのおかげで日本の音楽が世界に知れ渡っていくことは単純に嬉しい。

ただこのことで日本の中古レコード市場が高騰するのは憂うべきことだが。
海外への流出も歯止めが効かないだろう。

いずれにしても日本のレコード業界が活況に沸くことはいいことであるが、当のアーティストは中古が売れたことで儲けにはならない。

せめて、この機会に現役で頑張るアーティストのCDやレコードも売れてくれることを願うばかりだ。

日本人としては「世界のきまぐれ」に踊らされることなく、自分の好きな音楽をただ聴いていればいい。

だが、過去の膨大かつ良質な音楽資産を当の日本人が知らないことは本当にもったいないなと思った次第だ。

麗美 初期三部作 完全限定生産 紙ジャケこれくしょん

1980年代中頃、「麗美」という歌手にハマっていた。

当時は今のように簡単に情報を得ることができなかったので、オレとしてはまさに彗星のごとくあらわれたという表現がしっくりくる。

当時自分が知っていたのは、沖縄出身でユーミンこと松任谷由美に見初められた愛弟子である、という合っているような間違っているような情報のみだった。
(実のところは松任谷夫妻のバックアップの元にデビューしただけだったのだが)

とにかく、ユーミンの息がかかったアーティストなんだから間違いはない。
(この少し前にユーミンのアルバムと出会い、どっぷりハマっていた)

麗美のことを知った時にはすでにファーストアルバムが発売されており、確か友人か貸しレコード屋でレコードを借りてダビングしたものを聴いたのが最初だったと思う。
結局は好きすぎて後追いでファーストアルバムを購入し、以降セカンドアルバムからはリアルタイムで聴いた。
(シングル盤は1枚も持っていなかった)

その歌声は今で言うならアニメ声に近いものであり、慣れが必要。
(そういう意味ではユーミンも最初は受け付けなかったな)

とにかく可愛い系の声なのだが、歌唱力は抜群だし音域も広い。
ユーミンをよりポップにティーン向けにしたという感じだ。
並みの歌手では歌えない超高いキーの曲ばかりでなのが特徴だ。
そして何より、ユーミンが提供した楽曲が抜群に素晴らしかった。
当時、ユーミンが好きだった人なら麗美を知らない人はいないのでは?

それまでコロムビアのレコードの音は聴いたことがなかったのだが、録音も抜群によい。

デビューアルバムから3作目まではとにかく神アルバムの名盤だ。
麗美の場合、よく初期3部作と言われるのには松任谷夫妻のバックアップが入ったのが初期3部作までであったこと、またコロムビアレコード在籍時代分として、ここで区切られることが多いのだ。
(その後も名盤ばかりだが)

そんな当時ヘビロテで聴いた麗美だが再発が少ない。
もっと評価されるべきであるが、今聴こうと思うと中古またはベスト盤が手っ取り早いのが現状だ。

今回取り上げるのは2009年にコロムビアレコードより発売された、初期3部作のデジタルリマスター 紙ジャケットこれくしょんである。

DSC_7365

さすがに紙ジャケットによる再現ということでこの写真だけだとレコードのように見える。
しかし再現性については満点ではない。
(オレはCDの紙ジャケット好きなので厳しい)

タイトル:REIMY
型番:COCP-35831
発売日:2009/10/21(オリジナル:1984年1月21日)
DSC_7371
ファーストアルバムなのにすでに麗美は完成されたアーティストと思えるほどの出来栄え。
捨て曲なし、アルバムの流れも王道な名盤だ。


タイトル:R
型番:COCP-35832
発売日:2009/10/21(オリジナル:1984年9月21日)
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オレが3部作の中で最高傑作と思うのがこの2nd「R」だ。
新しいオーディオを買ったらまずこのアルバムをチェック用に流すことも多いほど録音もよい。


タイトル:PANSY
型番:COCP-35833
発売日:2009/10/21(オリジナル:1985年5月21日)
DSC_7373
前作「R」が名盤すぎたので比べてしまえば、3部作のうちの3位ではある。
しかしクオリティが高いのは間違いないしあくまでオレの好みの話だ。
しかしボーカルにより磨きがかかっているのが前2作よりいいところだ。
麗美の歌はこれです、と言わんばかりの統一性さえ感じてしまう。
この紙ジャケこれくしょん盤のみだが、ボーナストラックとして「メビウス・ストーリー」と「誰かが君を待っている」が収録されている。
これはPANSY発売後に12インチシングルとして発売された曲だ。
PANSY以降、移籍によりコロムビアよりアルバムが発売されることがなかったため、これら2曲が浮いてしまうのでボーナストラックとして収録したようだ。
従ってこの3部作の紙ジャケを持っていればコロムビア時代のデジタル音源は完結としてもいいだろう。


一応レコードを再現したものなので比較しておくことにする。

ジャケット
DSC_7367
写真の美しさ、色合い等は全く文句なし。
帯の一部の色が違うのはなぜなのか?


DSC_7368

LP帯のような襷タイプにも見えたが実際はCDらしく挟むだけの帯が残念。
まぁたすき帯を再現するにはコスト的にも難しいのは他の復刻盤をみてもわかってはいる。
しかし簡単に外せるのはやはり便利かもしれない。


歌詞カード
DSC_7369
通常CD復刻はCDサイズのままが多いが、これは四つ折りで開くとLPサイズに迫るサイズになる。
歌詞は読みやすいがどうしても折り目が気になる。
(折り目は破れの原因にもなるので)

ラベル(盤)
DSC_7370
中途半端なラベルだ。
これくらい再現できるだろうに。


とりあえず各アルバムから思い入れの強い曲だけでも今回書き留めておこう。

・REIMY
1曲目(A-1)「MOMMY HURRICANE」
電話の呼び出し音SEの後、母と娘の会話から始まる。
この冒頭曲だけで麗美に惚れ込んだといっても過言ではない。
かなりカッコいいのにメロディアスでもあるロックチューンだ。
特徴的なベースが全編でリズムをとり、間奏のサックスもかっこいい。
英語の発音がいいのはさすがである。
驚くべきはこれは麗美の作曲であること。

2曲目(A-2)「ノーサイド」
言わずと知れたユーミンが1984年12月1日に発売したアルバム「NO SIDE」の主題曲だ。
麗美は1984年1月に発売しているのだがオリジナル感はユーミンの方が強く感じるのはなぜか。
やはりユーミンの方はアルバムタイトルだからなのか。
名曲に変わりはないので麗美バージョンも是非オススメだ。

5曲目(A-5)「愛にDESPERATE」
シングルカットもされたがサビの部分の高音でレコードが歪んだことは今も忘れられない。
オーディオチェックにもなりそうだ。

10曲目(B-5)「君の友達でいたいから」
忘れもしない、当時日立・パディスコ W4(ラジカセ)のCM曲だった。
日立派ではなかったがなぜか欲しくなるような魅力が当時のCMは多かった。
当時はオーディオにも目覚めていたので、オーディオ関係のCM曲は非常に強く印象に残っている。
曲を聴くとそのオーディオがイメージできるほど。
これも麗美が作曲、天才か。


・R
2曲目(A-2)「空が一面海に見えた日」
長い曲名だ。
曲中はサビでこのままのフレーズ出てくるが、この詩がなぜこんなかっこよく聴こえるのか。
実はこれも麗美が作曲。
オレの好きな曲は本人作曲のものが多い。
油断すると全部ユーミンの曲ではないかと思ってしまうが、実はそうではない。

5曲目(A-5)「残暑」
ロックな曲が好きでスローテンポが苦手なオレだが時々ハマる曲もある。
どこか懐かしい感じ、泣きそうな感じにもなる名曲。

6曲目(B-1)「CARRY ON」
レコードを聴いていた頃、A面が終わって一息つく。
そしてB面の1曲目を飾るのはまたハイテンションな曲がいい。
その王道を行くようなアルバムであるが、この曲もカッコいい。
作詞:田口俊、作曲:MAYUMIという最強コンビの曲は3rdでも炸裂する。
(MAYUMIは麗美のお姉さん)
同じキーで歌える歌手は少ないだろう。

8曲目(B-3)「青春のリグレット」
1984年5月にシングル先行リリース、同年9月 に2nd「R」に収録されており、オレはこのアルバムで初めて聴いた。
1985年11月にユーミンがアルバムDA・DI・DAでセルフカバーしたのには驚いた。
麗美版がもちろん先行だが、ユーミン版はテンポが早く、アレンジもだいぶ違ったので戸惑ったのだ。
いくらユーミンの曲と言えどもこればかりは麗美版が圧倒的に好きだ。
テンポが遅いのに早い方よりカッコいいと思うのはやはりアレンジが麗美版の方が好きだということだ。
ユーミン盤しか知らない人は逆に驚くだろう。


・PANSY
1曲目(A-1)「Time Travelers」
間違いなくオレが好きなアップテンポ曲が安心できる。
この1曲を聴くだけで名盤を予感させる。

4曲目(A-4)「すぐそばにいるの」
まさに麗美節が炸裂の曲だ。
麗美の曲はこれだから好きなんだと思わせる。

7曲目(B-2)「ひとちがい」
これも安定の麗美節である。

11曲目(LP未収録)「メビウス ストーリー」
なぜか今回の3部作リマスターシリーズに唯一パンジーにだけボーナストラックが収録されている。
メビウスストーリーは別途12インチシングルで発売されていて大好きだったので、ここに収録されたのはありがたい。
恐らくはこのメビウスストーリーとそのカップリング曲を収録することでコロムビア時代の音源が揃うということだろう。
麗美のアップテンポ曲に共通するメロディアスな曲調、だと思ったらこれも麗美の作曲だった。


この3部作が好きなのはやはり松任谷正隆のアレンジとプロデュースの貢献が大きいのは明らか。
ウォークマンに入れておけば簡単に曲を飛ばせるのに、飛ばさずに聴きたくなる数少ないアルバムでもある。
またしばらく聴かないと聴きたくなってしまう中毒性は大瀧詠一のロンバケやイーチタイムにも共通する名盤の証だろう。

この3部作は他にカセットテープでも発売されている。
それと合わせて聴き比べはまた別の機会に。

ROCKY

毎日通勤に使っているウォークマンに最近買ったCDを入れた。

ROCKY BALBOA - THE BEST OF ROCKY -
東芝EMI 2,500円
イメージ 1


『ロッキーのテーマ』で力を分けてもらおうと思ったからだ。

時々無性に聞きたくなる『ロッキーのテーマ』。

朝の満員電車はとても辛い・・・

最初は目覚まし用にロッキーのCDで起きようかと思った。

だが、以前目覚ましCDに使った好きな曲が目覚めのテーマとなり嫌いになった経緯がある。

ロッキー = 朝起きる

ロッキーを嫌いになってはいけない。

イメージ 2

そういうわけで普通に通勤用ウォークマンに入れた。

おかげで朝の通勤の辛さが少しだけ軽減されたような気がする。

イメージ 3


そういえば中学生の頃、ロッキーを見たあと生卵を飲んでみたことがある。

それ以来、卵の白身が嫌いになった・・・


イメージ 4


そんなことを思い出しながら通勤している。
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