ライブドアブログに移行して、ずっとブログ用写真の撮影に使ってきたデジカメ。
それはソニーのサイバーショット DSC-T700 だ。
これの好きなところはスライドレンズカバーで電源ONできることとレンズが飛び出てこないところ。
裏面は全面液晶で操作は画面タッチで行う。
このカメラはもともとオヤジが使っていたものだが、そもそもオレが選んで買ってあげたやつ。
オヤジが亡くなったこともあり、もったいないのでオレが使うことにしたのだ。
そもそもこのカメラ以前に使っていたのはやはりソニーのサイバーショット DSC-HX1。
※DSC-T700に移行後に売ったが、ないと思っていた箱がでてきた
これはかなりでかかったが、ブログ用写真はまあまあ綺麗に撮れていた。
とはいえこのサイズは必要ない。
そういう理由もあってDSC-T700はちょうどいいと思ったのだ。
しかし使い始めてからは不満が続出した。
思いつくままに挙げてみると、
・オートフォーカスが鈍い
・写真が暗い
・手ブレ機能が弱い
・歪曲収差が目立つ
・シャッターのレスポンスが悪い
・タッチパネルの反応が悪い
・メニューがわかりにくい
・社外バッテリーに交換したらほぼ充電できない不良品だった
とまあ、自分の腕のなさが原因なのも大いにあるが、腕があってもカバーできない部分もある。
要は画質は悪くないがおそろしく使いにくいのだ。
思い通りに撮れずにストレスを抱えて使い続けていた。
そういうわけで、我慢に耐えかねてついにカメラを買い替えることにした。
最初は何を血迷ったのか、ソニーの「αシリーズ」にしようかと思った。
しかし、カメラの知識も腕もセンスもないのですぐに思いとどまった。
メインの用途はどう考えてもブログ写真程度だし、普段の撮影はスマホで済ませている。
だから安くて今のデジカメよりストレスなく使えればそれだけでいいのだ。
そういうわけで久々にソニーのカメラHPを見ると小型のコンデジ(T700に近いもの)はもう1機種しかない。
これまでの歴代デジカメは初デジカメからずーっとサイバーショットだった。
やはりソニーはαに力をいれており、コンデジはスマホに取って代わられ存在意義がなくなっているのだろうか。
旧機種の在庫はまだあるようだがそこまでのソニーへの執着はない。
どうせ買うなら現役機種が欲しい。
いよいよサイバーショットともお別れか。
となればもうキヤノンかニコンしかない。
(オレの中では)
条件は
・なるべく小さい
・マクロ撮影に強い
・画像をワイヤレス転送できる
・とにかく安い
と、かなりオレの敷居は低い。
そういうわけでメーカーは絞ってあるので機種選定に時間はかからなかった。
Canon IXY 210
購入日:2021/5/19
買値:16,999円(送料込み)
人生初のキヤノン製カメラを購入した。
値段が値段なだけに何の躊躇もなく、選定時間はわずか1時間程度。
どんなに安かろうが、やっぱり久々に買ったデジカメは嬉しい。
箱はやけに小さかった。
サイズは前のT700よりは厚さ方向で大きいが、むしろ持ちやすい。
だが、思ったより安っぽい質感と軽さ。
(軽いのはいいか)
プラスチックっぽいが冬は冷たくなくてよさそう。
液晶はT700よりもずいぶん小さくなったが、画面が明るく鮮明なのと、メニュー文字が大きいので不都合はない。
メニューもシンプルでわかりやすかった。
昨年プリンタを買い替えた際、何台も使ったエプソンからキヤノンに変更したので親和性も考慮した上でのキヤノンなのだ。
カラーは当初シルバーにしようと思ったが、写り込みが少ないとの情報で黒にしてみた。
(おかげでホコリが目立つが)
CDをよく撮影するので確かに写り込みは黒の方が少なそう。
210とT700でざっくり撮影性能を比較してみる。
画像サイズは3Mで両機ともあわせている。
撮影モードはオート。
撮影後の加工は一切していない。
まずはマクロ撮影。
当ブログのテーマ上、近くで小さいものしか撮らないからここは重要。
トミカの藤原とうふ店仕様トレノのミニカーを撮影。
T700 マクロ撮影距離約5cm
210 マクロ撮影距離約5cm
撮影時は液晶画面の見え方の違いかと思っていたがやはり210の方が明るく撮れている。
でも実際の色味はT700の方が近いかも。
210はエクスペリアのカメラのように実際より明るく撮れるようだ。
まぁそのほうがオレには都合がいい。
T700 マクロ撮影距離約1cm+ズーム
T700はマクロ状態からのズームが効くのでここまでいける。
塗装の剥がれまでくっきり。
210 マクロ撮影距離約1cm
差は歴然だがそこまでのマクロ撮影は不要なので210でも十分だ。
写り込み確認。
本ブログでよく登場するCD(カバー入り)で。
T700
210
まず色味が違うが実際のCDは210の方が近い。
結局両方とも右下よりちょっと上にカメラと手が写りこんでいる。
結局写りこむが黒の方がまだましなのか。
歪曲収差を確認。
T700
縦横の辺が膨らんで明らかに樽型だ。
カセットテープなどのアップではやはり気になる。
210
210の圧勝だ。
歪曲収差は撮り方を工夫すれば目立たないが、何も考えずに撮るオレには素でこれならありがたい。
これならソフトで修正しなくてもいいレベルだ。
(そもそも修正しないが)
一応ズームも。
うちから見える約1km先の鉄塔を撮ってみた。
T700
210
どちらもなんとなく同じくらいの倍率で撮ったつもり。
(両機ともデジタルズームの倍率)
T700は山の緑が鮮やか。
210は曇り空(白)がぶっ飛んでしまっている。
色味はT700が近い。
まぁ風景は撮らないからどうでもいい。
画質はT700の方が見た目に近く好きだが、それ以外は全て210がよかった。
そもそも画質はオートをやめれば実際の色で撮れるだろうが、オートフォーカスの早さとシャッターの押しやすさは断然210がよい。
どうやら自分の身の丈にあったデジカメを手に入れられたようだ。
ソニーがこのクラスのサイバーショットに力を入れないのならもう戻ることはないだろう。
うまく撮れない写真撮影が嫌でブログの更新が遅かった部分もあったが、これからは写真撮影が楽しくなりそうだ。
(だからといって更新頻度は変わらないだろうが)
末永く使っていこうと思う。
※備忘録
本記事はIXY 210とDSC-T700
2008/2/16~2019/2/11の記事までDSC-HX1
それはソニーのサイバーショット DSC-T700 だ。
これの好きなところはスライドレンズカバーで電源ONできることとレンズが飛び出てこないところ。
裏面は全面液晶で操作は画面タッチで行う。
このカメラはもともとオヤジが使っていたものだが、そもそもオレが選んで買ってあげたやつ。
オヤジが亡くなったこともあり、もったいないのでオレが使うことにしたのだ。
そもそもこのカメラ以前に使っていたのはやはりソニーのサイバーショット DSC-HX1。
※DSC-T700に移行後に売ったが、ないと思っていた箱がでてきた
これはかなりでかかったが、ブログ用写真はまあまあ綺麗に撮れていた。
とはいえこのサイズは必要ない。
そういう理由もあってDSC-T700はちょうどいいと思ったのだ。
しかし使い始めてからは不満が続出した。
思いつくままに挙げてみると、
・オートフォーカスが鈍い
・写真が暗い
・手ブレ機能が弱い
・歪曲収差が目立つ
・シャッターのレスポンスが悪い
・タッチパネルの反応が悪い
・メニューがわかりにくい
・社外バッテリーに交換したらほぼ充電できない不良品だった
とまあ、自分の腕のなさが原因なのも大いにあるが、腕があってもカバーできない部分もある。
要は画質は悪くないがおそろしく使いにくいのだ。
思い通りに撮れずにストレスを抱えて使い続けていた。
そういうわけで、我慢に耐えかねてついにカメラを買い替えることにした。
最初は何を血迷ったのか、ソニーの「αシリーズ」にしようかと思った。
しかし、カメラの知識も腕もセンスもないのですぐに思いとどまった。
メインの用途はどう考えてもブログ写真程度だし、普段の撮影はスマホで済ませている。
だから安くて今のデジカメよりストレスなく使えればそれだけでいいのだ。
そういうわけで久々にソニーのカメラHPを見ると小型のコンデジ(T700に近いもの)はもう1機種しかない。
これまでの歴代デジカメは初デジカメからずーっとサイバーショットだった。
やはりソニーはαに力をいれており、コンデジはスマホに取って代わられ存在意義がなくなっているのだろうか。
旧機種の在庫はまだあるようだがそこまでのソニーへの執着はない。
どうせ買うなら現役機種が欲しい。
いよいよサイバーショットともお別れか。
となればもうキヤノンかニコンしかない。
(オレの中では)
条件は
・なるべく小さい
・マクロ撮影に強い
・画像をワイヤレス転送できる
・とにかく安い
と、かなりオレの敷居は低い。
そういうわけでメーカーは絞ってあるので機種選定に時間はかからなかった。
Canon IXY 210
購入日:2021/5/19
買値:16,999円(送料込み)
人生初のキヤノン製カメラを購入した。
値段が値段なだけに何の躊躇もなく、選定時間はわずか1時間程度。
どんなに安かろうが、やっぱり久々に買ったデジカメは嬉しい。
箱はやけに小さかった。
サイズは前のT700よりは厚さ方向で大きいが、むしろ持ちやすい。
だが、思ったより安っぽい質感と軽さ。
(軽いのはいいか)
プラスチックっぽいが冬は冷たくなくてよさそう。
液晶はT700よりもずいぶん小さくなったが、画面が明るく鮮明なのと、メニュー文字が大きいので不都合はない。
メニューもシンプルでわかりやすかった。
昨年プリンタを買い替えた際、何台も使ったエプソンからキヤノンに変更したので親和性も考慮した上でのキヤノンなのだ。
カラーは当初シルバーにしようと思ったが、写り込みが少ないとの情報で黒にしてみた。
(おかげでホコリが目立つが)
CDをよく撮影するので確かに写り込みは黒の方が少なそう。
210とT700でざっくり撮影性能を比較してみる。
画像サイズは3Mで両機ともあわせている。
撮影モードはオート。
撮影後の加工は一切していない。
まずはマクロ撮影。
当ブログのテーマ上、近くで小さいものしか撮らないからここは重要。
トミカの藤原とうふ店仕様トレノのミニカーを撮影。
T700 マクロ撮影距離約5cm
210 マクロ撮影距離約5cm
撮影時は液晶画面の見え方の違いかと思っていたがやはり210の方が明るく撮れている。
でも実際の色味はT700の方が近いかも。
210はエクスペリアのカメラのように実際より明るく撮れるようだ。
まぁそのほうがオレには都合がいい。
T700 マクロ撮影距離約1cm+ズーム
T700はマクロ状態からのズームが効くのでここまでいける。
塗装の剥がれまでくっきり。
210 マクロ撮影距離約1cm
差は歴然だがそこまでのマクロ撮影は不要なので210でも十分だ。
写り込み確認。
本ブログでよく登場するCD(カバー入り)で。
T700
210
まず色味が違うが実際のCDは210の方が近い。
結局両方とも右下よりちょっと上にカメラと手が写りこんでいる。
結局写りこむが黒の方がまだましなのか。
歪曲収差を確認。
T700
縦横の辺が膨らんで明らかに樽型だ。
カセットテープなどのアップではやはり気になる。
210
210の圧勝だ。
歪曲収差は撮り方を工夫すれば目立たないが、何も考えずに撮るオレには素でこれならありがたい。
これならソフトで修正しなくてもいいレベルだ。
(そもそも修正しないが)
一応ズームも。
うちから見える約1km先の鉄塔を撮ってみた。
T700
210
どちらもなんとなく同じくらいの倍率で撮ったつもり。
(両機ともデジタルズームの倍率)
T700は山の緑が鮮やか。
210は曇り空(白)がぶっ飛んでしまっている。
色味はT700が近い。
まぁ風景は撮らないからどうでもいい。
画質はT700の方が見た目に近く好きだが、それ以外は全て210がよかった。
そもそも画質はオートをやめれば実際の色で撮れるだろうが、オートフォーカスの早さとシャッターの押しやすさは断然210がよい。
どうやら自分の身の丈にあったデジカメを手に入れられたようだ。
ソニーがこのクラスのサイバーショットに力を入れないのならもう戻ることはないだろう。
うまく撮れない写真撮影が嫌でブログの更新が遅かった部分もあったが、これからは写真撮影が楽しくなりそうだ。
(だからといって更新頻度は変わらないだろうが)
末永く使っていこうと思う。
※備忘録
本記事はIXY 210とDSC-T700
2008/2/16~2019/2/11の記事までDSC-HX1
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2020/2/10~2021/5/22の記事までDSC-T700
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