さくの家電のーと

オーディオ、音楽、家電全般に関する備忘録ブログ

アクセサリー

ジュエルトーン ハンドワインダー CT-406J

ハンドワインダーとはカセットテープを手動で巻き取るオーディオアクセサリーのこと。

そもそも何に使うのかといえば、カセットテープをA面またはB面の末端まできっちり巻き取るのに使う。

カセットテープ全盛期に重宝したアクセサリーだ。

かつてこのブログで取り上げたワインダー2種はその電動タイプ。
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カセットテープのメンテ maxell EW-340

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カセットテープのメンテ SONY BE-A200

これら電動タイプのメリットは労力を要さないことだ。
ボタンひと押しであとは待つだけ。

カセットデッキの早送り/巻き戻し機能だけを切り出したアクセサリーだ。

だったらカセットデッキを使えばいいじゃないか、となるがカセットデッキのある場所でなく、どこでもできるところに意義がある。
さらにソニーのBE-A200においては録音内容を消去できるイレース機能までついていた。

デメリットは電源が必要なこと。
両機とも単4形乾電池を複数使用する。
さらに電池食いでカセットを何十本も巻き取れるわけではない。
なので巻き取りという動作がいかに電力を食うのかを実感する。

かつて、テープの巻き取りを極力必要としない(テープを無駄なく使う)「時間ピッタリ録音」でカセットを作った意義は大きかったのだ。

BE-A200は電源アダプターにも対応していたが、電力が必要であることに変わりはなく、使うことはなくなった。
また、機構がカセットデッキと同様のため、駆動部のゴムベルトが伸びると動かなくなるなど、定期的なメンテも必要だ。

これらを勘案すると電力を必要としない手動ワインダーのメリットは大きい。
労力さえ惜しまなければ、どこでも何本でも巻き取ることができるからだ。

手動といえばカセット世代なら誰もが一度は鉛筆を使っただろう。
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1本だけならそれでもいいが、何十本という単位では時間がかかるし、メンテナンスの観点では実用的ではない。
(巻きムラも盛大に発生する)

鉛筆の場合は六角タイプを使う。
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ただし、鉛筆の径が小さいとスカスカで回せないものもあった。

ちなみにオレは鉛筆は使わず、ゼブラのマッキーを使う。
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この極細側のキャップは四角だがカセットのハブ穴にピッタリサイズなのだ。
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回転時のグリップ力も鉛筆の比ではない。
鉛筆と違いキャップの途中で止まるので手を放しても外れず、使い勝手は抜群だ。
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あとはあまりオススメはできないが片手でやる方法もある。
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この状態でカセットの方をブンブン回す。
回しすぎてカセットが飛んで行ったこともあった。

とにかくカセットテープのコンディションを維持するには多少のメンテナンスと知識が必要であり、巻き取りはその重要な要素のひとつであるわけだ。

気軽に使えるカセットであるが、実はレコードやCDよりもデリケートであり、基本的にクリーニングができない。
ノイズがあるからといってどうこうできるわけでもなく、一度ダメになると音質を戻すことが難しいのもカセットだ。
よってカセットを劣化させないことが最重要であり、以下の記事にて状態維持のノウハウを記している。

カセットテープの劣化と対策

そういうわけでミュージックテープを含め、カセットテープのメンテナンスには欠かせない最強アイテムが今回の「ハンドワインダー CT-406J」なのだ。

それでは詳しく見ていこう。

JEWELTONE HAND WINDER CT-406J
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ジェルトーンというブランド名だが、名前にピンとこないかもしれないがレコード針で同じみのナガオカの中のブランド名だ。
かつてはナガオカ製品の高級アイテムブランドだったらしいが、ホームページを見る限り現代もその名残はあるように思う。
(オレが最もナガオカ製品を愛用した80年代はそんなイメージはなかったが)

何より今もブランド名が残っているのは嬉しい限り。

本体はカセットケースと同じサイズの専用ケースに収納されている。
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カセットケースと違い、ケースは90度以上蓋が開かない作りだ。
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蓋を開けるとケースサイズに合わせたスポンジクッションが現れる。
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本体はカセットサイズに見えるが、カセットテープよりも薄いので、このスポンジがないとケース内で固定されず、中でガチャガチャ動いてしまう。

本体角にある金属チェーン。
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持ち歩きも想定してのチェーンだ。

カセットウォークマン全盛の80年代。
ウォークマンと共にこれを持ち歩いた者もいただろう。
(オレはそこまでしなかったが)

なぜ一緒に携帯したかというと、ウォークマンのバッテリー節約のためだ。
当時のウォークマンのバッテリーはガム型電池登場以前は単4型乾電池を1~2本使用し、再生時間が5~10時間程度のものが多かった。
それしか使用できない中で巻き取りに使用する電力がいかに無駄かというのは言うまでもない。
電動ワインダーがバッテリー食いで乾電池の消費が激しいと書いたが、それはウォークマンにおいても同様なのだ。

A面を聴き終わり、無録音部分のテープの早送りにウォークマンの電力を使うのは外出先では気が引けた。
そこでこのワインダーを使って残りを巻き取り、ウォークマンのバッテリーを少しでも節約して再生に回そうという考えでワインダーを携帯したのだ。

いま考えるとなんとも滑稽にうつるかもしれないが、そういった問題もあったからこそ、ウォークマンのバッテリーは後にロングライフとなり、進化していったのだ。

そういえば、80年代後半あたりになるとウォークマン専用なるカセットテープがソニーから発売されるようになった。
誤解を生みそうだが別にウォークマンでしか使えないカセットではない。

これは単純にテープの回転時にかかる負荷を軽減したものであり、のちにBS(バッテリー・セービング)メカニズムと呼ばれた。
カセットの構成要素である、テフロンシート(セパレートシート)、リールハブ及びパッドなどのテープ回転時に摩擦(接触)抵抗を生みそうな部分を改善したものだ。
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※コトバンク「コンパクトカセット」のページより引用

ウォークマン専用と謳われたこのカセットはテープの回転が非常に滑らかで、結果ウォークマンの再生/早送り時にトルクを必要とせず、軽い力で巻き取りができたのだ。
それまでのカセットといえば、例えばハブに指を入れて回転させると強い抵抗を感じるカセットはたくさん存在した。

とはいっても、初めてTDKのMA-Rを使った時はその回転の滑らかさ(軽さ)に驚いたものだ。
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ウォークマン専用カセットが登場するずっと前からこの高級テープはそこまで考えて設計されていた。

後にソニーカセットの裏書には「ウォークマンで電池長持ち」と一言記載されるようになったがそれはこういう経緯があったからだ。
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とにかく、滑らかなテープの回転は様々な面でメリットがあったということだ。

では、ワインダーの構造を見ていく。

本体はハーフ、手回しギア(白・大)、セカンドギア(オレンジ・中)、ファイナルギア(白・小)で構成される。
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ギア比の変化によって回転数を変化させるという、車や自転車のギアと同様の原理だ。
一番大きい手回しギアには折り畳み式の取っ手がついている。
この取っ手だけは耐久性に不安があるので常に慎重に扱いたいところだ。
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手回しギアを1回しする間にファイナルギア(白い小さい方)は7.5回転するようだ。
つまり鉛筆なら1回しで1回転に対し、これはその7.5倍で巻けることになる。
これをよどみなく回転させることができるので巻き取りが早いことは容易に想像できる。

四隅はカセット同様ねじで締まっているだけなのでメンテナンス性はよさそうだ。
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もっとも、よほどのことがなければ動作しないなんてことはなく、頑丈なので普通に使っていればそうそう壊れることもない。

本体には「onehand & gear」と刻まれている。
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使用方法は簡単。
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カセット装着後

ワインダーの透けてる方に巻きたい方向のカセットのハブが見えるようにセット。
あとは→の方向(時計回り)に回すだけ。

そこで46分テープを使って実際に時間を計ってみた。

使用したのは46分のスモールハブタイプのカセット(maxell UR)。
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手回しギアの回転数はとりあえず1秒につき約2回転のスピードで回せたので、ファイナルギアでは15回転/秒ほどになる。

回し始めると軽い力で巻き取りができる。
しかし、半分くらい巻き取ったあたりで回す指に抵抗を感じるようになる。
回転数を維持する必要はないが、今回は検証のため2回転/秒を意識しつつ巻き取ってみた。

結果は35秒。

これは鉛筆では到底無理な早さだ。
(鉛筆だと休みなくやっても5分はかかるだろう)
さらに早く回せば時間は短縮できるし、ハブ径が大きいラージハブタイプのカセットなら同じく短縮できるだろう。
(巻き取るほどにテイクアップ側の径が大きくなるため巻き取りスピードは上がる)

また、カセットの回転時の摩擦抵抗もカセットにより差があるため、これはあくまで参考値だ。

結果的にカセットデッキでもこの速度で巻き取りできる機種はそうそうない。
(46分で1分くらいなら早い方だろう)
従ってハンドワインダーはゆっくり回してもカセットデッキ並みのスピードで巻き取ることが可能ということだ。

参考までに以前の記事の電動ワインダーで計測した巻き取り時間は以下。
maxell EW-340:約30秒
SONY BE-A200:2分弱

ちなみに気になるのは巻きムラであるが、手持ちである以上皆無とはいかない。
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写真ではわかりにくいが巻きムラはできる。
ただし、鉛筆やマッキーに比べれば優秀だ。

巻き取りスピードをもう少しゆっくり目にし、テーブルに置くなどして固定すればもっと綺麗にできると思う。


電源を必要とせず、外出先でも巻き取りができるハンドワインダー。
手軽で使い勝手のいい最高のアイテムだ。

ただ残念なことに現代は売っていない。
(類似品もみたことがない)

近年カセットテープが見直されるようになり、再びラジカセ等が発売されるようになった。
ただ、普段からカセットテープを愛用するオレにとって、現状では完全復活とは言い難い。
当時と同等の機能やインフラが整っていないからだ。

例えば今のラジカセはノーマルしか録再できないとか、このワインダーのような周辺アクセサリーにしても然り。
そういう意味ではレコードの復活に関しては現環境に不満はない。
(むしろ現代のほうが充実している部分さえある)
カセット以上に需要があるからだろう。

全盛期同様の利便性・多様性も復活してこそ真の復活だ。
カセットに関してはまだそこに到達していないし到達できるとも思えない。

オレは別にカセットの復活を望んでいるわけではない。
単に個人的な思い出や思い入れが強いので常にカセットを再生できる環境を維持してきた。
よって個人的には不便はない。

中途半端でノスタルジーに浸るためだけの復活は正直歓迎できない。
とりあえずカセットの音を聴くことができても、本来のカセットのポテンシャルを引き出せず、カセットを知らない世代に誤解を与えてしまうからだ。

80年代カセット全盛時の音に現代手に入るラジカセ、カセットでは到底及ばない。

残念な話だが、本来のカセットの音を聴きたいのなら当時のカセットデッキと当時のカセットテープを使うほかに方法がない。

本当のカセットの音を知っているからこそ、オレは今もカセットを使うのだ。

8cm CD用 CDシングルアダプター

CDシングルアダプターとは8cmサイズのCDに装着して通常の12cmCDサイズに拡張するアダプターである。

このアダプターの存在理由はCDの歴史を紐解くことで見えてくる。


8cmCDとは
1980年代後半、この時期はレコードの終末期にあたる。
それまでの主要音楽メディアであるレコードが、CDにその座を奪われようとしていた時期だ。

しかし、その移行期間は決して短くはなかった。
移行段階でまずターゲットとなったのはLPレコードだ。
LPレコードとは、通常のフルアルバムを収録できる12インチサイズを指す。

日本では1982年にCDが登場し、アルバムはレコードとカセットに加えてCDでも発売されるようになっていた。
しかし、CDの当初の規格ではEP(シングルレコード)に相当するCDシングルは存在しておらず、シングルについては引き続きレコードで聴くという期間がしばらく続いた。
よって、アルバムはCDで存在するのにシングルはCDで出ていないという空白期間があったわけだ。

だが、当然のようにLPだけでなくEP、つまりシングルレコードも終わりを迎える日がやってきた。
1988年にシングルレコードに相当するシングルCD(8cm)が発売されたのだ。
それまでCD化されていなかった空白期間に発売されたシングルレコードはここからCD化されていくことになる。
なお、聖子や明菜の1988年以前のシングルCDのデザインが統一されているのは、この時一斉にCD化されたためである。

とにかくこの時点でCDはレコードに代わって音楽ソフトのスタンダードとなっていく。

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大滝詠一 幸せな結末(CW:Happy Endで始めよう)

当初のシングルCDは上の写真のように縦長(縦17cm×横8.5cm)のパッケージングであった。

構造はジャケット兼用の厚紙の台紙にプラスチック製のCDトレイを張り付けた簡素なものだった。
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トレーの下半分(網目部分)は縦長サイズを維持するための骨組みであり、切り取ることもできた。
下半分を切り取ることで約8cm角のコンパクトサイズとなり、省スペースで収納できるという仕掛けだった。

では、最初から8cm角サイズで売ればいいじゃないかと思ったが、どうやら万引き防止のために無理にサイズを大きくしたものだと当時聞いたことがある。
中古CDで8cmサイズで売られているのを見かけるのは、この下半分を切り取ったためだ。
オレはこの下半分を切り取ると価値が下がるような気がして嫌ったが、一度だけ試しに切り取ったことはある。

この「幸せの結末」のジャケットは縦長前提(下半分を切り取らない状態)でのデザインだ。
初期のCDシングルは切り取りを前提に上半分だけをデザインするものがほとんどだった。

しかしこの縦長8cmCDシングルもやがて少なくなり、現代ではもう見かけることはない。

縦長に代わってシングル用として台頭したのが現代の主流でもあるマキシシングルサイズのシングルCDである。
(ミニアルバムとして使われることもある)
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左がリサ・ローブの「Do You Sleep?」マキシシングル

サイズ的には通常のCDと同じである。
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しかし、これはマキシケース(スリムケース)であるため簡易な2ピース(蓋+受け皿)構造だ。
つまりバックインレイ(裏ジャケット収納部分)がないので裏面はスケスケ。
よってディスク本体を表裏逆にトレイに装着することでCDラベル自体をジャケット裏のデザインとすることが多かった。

ディスク自体は12cmと同等の記録領域があるのでマキシシングルはだいたい4曲くらい入っているものが多い。
これを機にオフボーカルトラック、つまりカラオケも収録されることが多くなった。


CDシングルアダプターはなぜ必要だったか
本題に入るが、8cmCDシングルアダプターとは8cmCDを12cmCDと同等のサイズに拡張するアダプターである。
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8cmCDにシングルアダプターを装着した状態

なぜこのようなものが必要だったか、それはCDプレーヤーが関係している。

CDプレーヤーは1982年のCD発売と同時に販売されるようになったが、先に書いたとおり8cmCDが出現するのはその6年後の1988年である。
つまりCDが出始めの頃のCDプレーヤーには12cmサイズのCDをセットするトレイしかなかったので、まだ存在するはずもない8cmCDをかける構造ではなかったのだ。
現代のCDプレーヤーに8cmサイズの溝があるのは8cmCDをこのアダプター無しで再生するために改良されたからである。
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上の写真が8cmCD対応プレーヤー。
内側の溝に8cmCDを直接セットできるようになった。
よって1987年くらいまでに製造されたCDプレーヤーにはこの溝がない。

CD世代であってもCDシングルアダプターの存在を知らない人がいるのは、使っていたCDプレーヤーが1988年製以降の8cmCD対応品だったため、アダプターは不要だったからだ。

オレが当時所有していたCDプレーヤーは1986年製のパイオニアPD-7010で、8cmCD用の溝がなかったので、CDシングルアダプターは必須だったというわけだ。
ちなみに1986年時点ではCD発売から4年が経過していたが、その期間をもってしてもCDプレーヤーを所有する人はまだ多くなかったように思う。
要するにオーディオ好きであればかなり早期にCDに移行していたが、一般人となるとプレーヤーの値段もまだ高かったこともあり、普及していたとは到底言い難い。
レコード終焉期である1980年末、ハードであるCDプレーヤーもようやくレコードの役割を完全に引き継げる状態となった。
そのタイミングでCDプレーヤーを購入していれば当然8cmCD対応品=CDシングルアダプター不要であったということだ。


記憶する限り、当初はメーカー物だと3種類のCDシングルアダプターが発売されていた。
それぞれ300円くらいだった。
オレはその全てのアダプターを買い揃え、それを現代まで持ち続けている。

以下の3つのCDシングルアダプターは日本で一番最初に発売されたアダプターである。
よってこれ以外のアダプターものちにいくつか存在したと思われる。

1.NAGAOKA BR-653CD
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これはレコード針で有名なナガオカ製。
レコード関連のアクセサリーといえばナガオカだ。
当時はナガオカ製のレコードクリーナーはよく使っていた。
これは時代の流れでナガオカもCD分野にも進出したということだ。

これにはなぜかコンパクトディスクのロゴがない。
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2.SONY CSA-8
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もともとソニーとフィリップスでCDを共同開発したので、ソニーが出すのは当然かつメーカーとしての責任だ。
ただ、ナガオカと全く形状が同じなのでどちらかがOEMということになる。
(どっちか忘れたが多分ソニー製がOEMか?)

ナガオカ製との違いは印字が異なるだけだ。
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3.audio-technica AT6621
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今も昔もオーディオアクセサリーの老舗と言えばオーディオテクニカだ。
当時はレコード針のクリーナー(スタイラスクリーナー)はオーテク製を使っていたがそれは現代も当時の形のまま販売されているので使い続けている。

ブラックのアダプターはカッコよかった。

なお、取付部の形状はソニー、ナガオカとは異なる。
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このオーテクのアダプターは取付部の遊びが少なく、他の2つよりも取付にやや苦労した。


これらアダプターを使用する上での注意点はただひとつ。

しっかり装着しないと外れてしまいCDプレーヤーの中で大変なことになる。
具体的にはCDに傷がついたりプレーヤーのトレイが開かなくなるとかだ。

オレはこの3種類のアダプターを使っていたが、使い分けたところで音質の違いはない。
(と思った)

CDシングルが発売されるようになると、各オーディオメーカーは8cmCD対応(アダプター不要)のCDプレーヤーにモデルチェンジしていった。

そうなるとこのCDシングルアダプターも不要だ。

しかし、当時のオーディオ誌で「8cmCDはアダプターを付けて再生したほうがそのまま再生するよりも音質がよい」というような記事を読んだことがあり、論争を呼んだ。
今も昔もオーディオはオカルトな面があるのが面白いが耳がいい人なら違いはわかったんだろう。

その理屈はアダプターをつけることでディスク自体の重量が増し、スタビライズ効果があるということだったと思う。

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オレにはその違いがわからなかったが、少しでも音質がいいのならということで、8cmCD対応のCDプレーヤーに買い替えてからもしばらくはこのアダプターをつけて再生した。

しかしそのうち装着が面倒になり、やがて使わなくなった。

そしていつの間にか8cmCDそのものも消えていた。

このアダプターを買った日から長い年月が経ったが8cmCDシングルは今も何枚か持っている。

レコードは一度は消えてしまったので、リアルタイムという意味ではレコードよりCDのほうが付き合いが長くなってしまった。

このアダプターを未だ捨てずに持っているのは、あの時読んだ「8cmCDをより高音質で再生する」という記事をどこかで支持していたからだろう。


たまには、あえてアダプターを装着してシングルCDを再生してみようか。

きっと音がよくなるはずだ。

ステレオ標準プラグアダプター AT501CS

今さらこれを買うとは思ってもいなかったのだが・・・

オーディオテクニカ AT501CS

イメージ 1

まぁ、ただのステレオ標準プラグ。

オーディオを長くやっている人なら当然のこと持ってるはず。
オレはソニーのやつを持ってたはずで、ここの記事にも載せているようなのだがどう探しても見つからない。

さんざん探しても見つからないので、きっといつか見つかると思い、安いけどいい感じのもの買ってきた。

全面メタルボディでかっこいいのだけれど、持ち手の部分もメタルでかつ短いので抜き差しはしにくい。
前のソニーのやつは結構長めにとられていて使いやすかったな。

もともとオレは、オーバーヘッドタイプのヘッドホンは家でもほとんど使っておらず、使ってもたまの録音時のモニター程度。
録音はもうほとんどしないし、愛機MDR-Z600(どんだけ古いの)のイヤーパッドは朽ち果て放置状態。

オーバーヘッドにはさほどこだわらないとはいえ、たまには使いたくなる。
例えば、繋げてないカセットデッキの動作チェックとか。
オーディオを愛するものとしてはTPOに応じてこういうものも使い分けるのが当然だ。

というわけで、前から欲しかったMDR-1Aを買った。

まではよかったのだが、、

なんとミニプラグしかついてない・・・

時代の流れか・・・

と、感慨深げになっている場合でもなく、早く聴きたい!

そうだ、Z600にはアダプターついてる!

と思い、見てみると、、ねじ込み式・・・

とりあえず、外した。

1Aにつけてみた。

届かない・・・

左しか聴こえない・・・

ムカついたので一週間ほど探したが見つからず、

泣く泣くこれ買ったというわけでした。

で、これ開封するまで全く気付かなかったんだけど、

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しかしこれ、謎の型抜き?
もしかして他形状のプラグに使いまわしできるってことか?

別にいいんだけど、コストダウン?
ならすごい企業努力だと感心。

で、早速使ってみた。

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まずは、愛機 DTC-2000ES。

こいつに電源を入れるのはいつもドキドキだ。
本器オーナーが直面するであろう、故障のかずかず。
デジタルノイズ、画面ぐちゃぐちゃ、トレー開かないetc。

オレのは今回、怪しい挙動がみられるも、ギリギリセーフってとこだった。

もう少しマメに電源入れてやらないと、物理メカ部分多いデッキは怖い。

再生できさえすれば、2000ESの音はま~すばらしい。

当時としては、CDをそのまま丸録りって感覚で、デジタルはすごいなぁくらいの感想だったけど、
デジタルまみれの現在では、初期のデジタル機器の音はノスタルジーすら感じてしまう。

やっぱいつ壊れるかわからん恐怖があるせいか、アナログカセット的な?
未開な感じがそう思わせるのか?

まぁ、とにかくいい音だった。
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この24セグメント?のピークホールドレベルメーターはいつ見てもしびれる。

せっかくいいヘッドホンとプラグ買ったんで、これまでよりしっかり古い機器に電気入れてやるか。

それにしても、ステレオ標準プラグをお店で探すの大変だった。

オーディオテクニカも昔から頑張ってて、こんなアクセサリーも作ってくれるいいメーカーだ。

カセットテープのメンテ SONY BE-A200

maxellのテープワインダーに続き今回はそれにイレース機能を追加したカセットメンテ機器。

カセットを長持ちさせるためにはたまのメンテも大切。

とはいっても保存状態に気を使っていれば神経質になることはなく、膨大にカセットを所有していればこんなこといちいちできないので、このメンテ自体オレはほぼやらない。

カセットは一度録音するとその音楽信号を磁気信号として保持し続ける。
つまり録音したら消去しないかぎほぼ録音時のまま残る。

聴き飽きたカセットや高級テープを使いまわす時は上書きすればいい。
ただし、上書きした場合、前回録音部分が今回録音部分より長い場合、前回の録音内容が残り、
再生時に帰って面倒なことになる。

そういう時に重宝するのがこれだ。

SONY カセットテープワインダー/イレーサー BE-A200
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テープの早送りと録音内容の消去機能があり、これを同時に行うことも可能。

カセットをセットする。
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これはマクセルよりずいぶんコンパクトだ。

消去もしたいときは赤いイレースボタンを押しておく。
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フタを閉めれば自動スタート!
フタを開けてストップ!

いたってシンプル。
高速でテープの巻きムラ解消&消去が行える。

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ただし、巻き取りのスピードは46分テープで2分弱、イレースしながらでもほぼ変わらず2分弱とやや時間はかかる。
マクセルの約30秒と比べるとちょっと遅いがその分動作音はとても静か。
消去も行うのでまぁこれは仕方ない。

バッテリーは単3乾電池が4本必要でこれも結構電池食いだが、こっちはACアダプタにも対応。
電池だと何本もできないのでACアダプタを使用したほうがいい。

ちなみにこれが消去ヘッド。
これがテープ面と接触し、消去を行う。
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消去性能はさすがに未使用時のテープほどの静寂性にはならないがやらないよりはるかにいい。

いらなくなったカセットが発生したら、その乱巻きを直し、内容を消去して次に使う時にはフレッシュな状態ですぐに使えるブランクテープをストックしておくことができる。

それにしてもソニーはどんな機器でもサイズにこだわるものだ。

カセットテープのメンテ maxell EW-340

カセットテープの寿命はどれくらいなのか?
保存状態がよければいくらでももつと思うが。

カセットテープが終わる時、

・テープにカビが生えた
保管場所や状態によるところが大きい。
自分が所有するものではなかったが中古テープに多くある。
ひどい場合はデッキのヘッドに付着して音が出なくなることも。

・劣化(風化)してテープが切れた
これも自分の所有するものでは経験がない。
ただし、ハブからテープが外れたということはごく稀にある。
外れてしまうと取り付けるのにかなり苦労する。

・デッキに巻き込んでテープがワカメになった
これはたびたびある。
一番の原因はデッキ側の不具合が多い。
3ヘッドのダブルキャプスタンでサプライ側しか動かない不具合でテープがどんどん送られて巻き取れないとう状態となり、結果テープがデッキ内でクシャクシャになるという状況だ。
たまにしかデッキを使わない場合は、まずいらないカセットテープで再生してみることが必要。
ウォークマンでもたびたび起こる故障だ。
それ以外に巻き取りが甘く、リーダーテープに緩みがある場合も一因となるので一度端まで手で巻き取る習慣はつけたい。
テープを巻き取らずに途中になってるものもよく中古で見かけるがこれもトラブルの原因になる。
途中で再生をやめても、最後まで巻き取るのは常識と思ってよい。

物理的に使えなくなる要因とは別に、

・無録音部分への磁力転写現象
これは高レベル録音のものによくある現象。
年数がたっていなくても転写するようだ。
曲間の無音部分で確認できることが多く、音楽信号で磁化された部分のテープが無録音部分を磁化することで発生する。
録音現場でのマスターテープにおいても発生すると聞いたことがある。

・磁性体のドロップアウトによる信号一部欠落
これはテープに塗布された磁性体がはがれ落ちることで、その部分の音が途切れる減少。
保存状態やテープ自体の品質によるところが大きい。

上記のようにカセットテープ特有の不具合は多くある。
そういう意味ではカセットテープは注意することが多い。
スタジオのマスターテープ同様、録りっぱなしでなく、録音時の状態を保つ努力も必要だ。

これら不具合は普段のテープの保管状態、使用頻度で大きく変わってくる。

全ての事象の防止は無理としても大切な録音のものだけでもベストコンディションを保ちたいなら保管場所とテープのメンテには気を使ったほうがいい。

ではカセットテープのメンテとはどういうことか?

maxell カセットテープワインダー EW-340
イメージ 1

これがカセットテープをメンテする機械。
メンテっていってもやることはテープを早送りするだけ。

そう、カセットテープは巻きなおして風を入れるだけでもメンテになる。

それならラジカセやデッキで直接やってもいいが、その場合縦にカセットをセットするので、巻きムラができる恐れがある。

効果としては、カビの防止、乱巻きの防止だ。
ちなみに長期保存する場合の理想は昔から言われているが、通常再生して保存するのが一番よい。

カセットをセットして
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あとは早送りのスイッチを押すだけ。。
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巻き取りスピードは普通のデッキよりも速い。
46分(片面23分)テープの巻き取りは約30秒。
また、横置きの状態での巻き取りなので乱巻きも発生しない。

テープエンドに近づくと巻き取りスピードが落ち、ソフトストップしてくれる。
これはデッキにも採用されている機種がある。

ただし、早いだけに音はうるさい。
しかもバッテリーを単三電池4本も使用し、ACアダプタに対応していないとくる。

充電池を使えばランニングコストは問題はないが電池が切れるまで何十本も使えないとこが難点。

なくても平気だが、あれば便利。
大切な録音や高級なテープだけに時々使用すればいいだろう。

そういえばVHSテープ用のもあったなぁ。
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