さくの家電のーと

オーディオ、音楽、家電全般に関する備忘録ブログ

◆オーディオ&ビジュアル◆

ジュエルトーン ハンドワインダー CT-406J

ハンドワインダーとはカセットテープを手動で巻き取るオーディオアクセサリーのこと。

そもそも何に使うのかといえば、カセットテープをA面またはB面の末端まできっちり巻き取るのに使う。

カセットテープ全盛期に重宝したアクセサリーだ。

かつてこのブログで取り上げたワインダー2種はその電動タイプ。
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カセットテープのメンテ maxell EW-340

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カセットテープのメンテ SONY BE-A200

これら電動タイプのメリットは労力を要さないことだ。
ボタンひと押しであとは待つだけ。

カセットデッキの早送り/巻き戻し機能だけを切り出したアクセサリーだ。

だったらカセットデッキを使えばいいじゃないか、となるがカセットデッキのある場所でなく、どこでもできるところに意義がある。
さらにソニーのBE-A200においては録音内容を消去できるイレース機能までついていた。

デメリットは電源が必要なこと。
両機とも単4形乾電池を複数使用する。
さらに電池食いでカセットを何十本も巻き取れるわけではない。
なので巻き取りという動作がいかに電力を食うのかを実感する。

かつて、テープの巻き取りを極力必要としない(テープを無駄なく使う)「時間ピッタリ録音」でカセットを作った意義は大きかったのだ。

BE-A200は電源アダプターにも対応していたが、電力が必要であることに変わりはなく、使うことはなくなった。
また、機構がカセットデッキと同様のため、駆動部のゴムベルトが伸びると動かなくなるなど、定期的なメンテも必要だ。

これらを勘案すると電力を必要としない手動ワインダーのメリットは大きい。
労力さえ惜しまなければ、どこでも何本でも巻き取ることができるからだ。

手動といえばカセット世代なら誰もが一度は鉛筆を使っただろう。
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1本だけならそれでもいいが、何十本という単位では時間がかかるし、メンテナンスの観点では実用的ではない。
(巻きムラも盛大に発生する)

鉛筆の場合は六角タイプを使う。
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ただし、鉛筆の径が小さいとスカスカで回せないものもあった。

ちなみにオレは鉛筆は使わず、ゼブラのマッキーを使う。
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この極細側のキャップは四角だがカセットのハブ穴にピッタリサイズなのだ。
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回転時のグリップ力も鉛筆の比ではない。
鉛筆と違いキャップの途中で止まるので手を放しても外れず、使い勝手は抜群だ。
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あとはあまりオススメはできないが片手でやる方法もある。
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この状態でカセットの方をブンブン回す。
回しすぎてカセットが飛んで行ったこともあった。

とにかくカセットテープのコンディションを維持するには多少のメンテナンスと知識が必要であり、巻き取りはその重要な要素のひとつであるわけだ。

気軽に使えるカセットであるが、実はレコードやCDよりもデリケートであり、基本的にクリーニングができない。
ノイズがあるからといってどうこうできるわけでもなく、一度ダメになると音質を戻すことが難しいのもカセットだ。
よってカセットを劣化させないことが最重要であり、以下の記事にて状態維持のノウハウを記している。

カセットテープの劣化と対策

そういうわけでミュージックテープを含め、カセットテープのメンテナンスには欠かせない最強アイテムが今回の「ハンドワインダー CT-406J」なのだ。

それでは詳しく見ていこう。

JEWELTONE HAND WINDER CT-406J
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ジェルトーンというブランド名だが、名前にピンとこないかもしれないがレコード針で同じみのナガオカの中のブランド名だ。
かつてはナガオカ製品の高級アイテムブランドだったらしいが、ホームページを見る限り現代もその名残はあるように思う。
(オレが最もナガオカ製品を愛用した80年代はそんなイメージはなかったが)

何より今もブランド名が残っているのは嬉しい限り。

本体はカセットケースと同じサイズの専用ケースに収納されている。
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カセットケースと違い、ケースは90度以上蓋が開かない作りだ。
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蓋を開けるとケースサイズに合わせたスポンジクッションが現れる。
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本体はカセットサイズに見えるが、カセットテープよりも薄いので、このスポンジがないとケース内で固定されず、中でガチャガチャ動いてしまう。

本体角にある金属チェーン。
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持ち歩きも想定してのチェーンだ。

カセットウォークマン全盛の80年代。
ウォークマンと共にこれを持ち歩いた者もいただろう。
(オレはそこまでしなかったが)

なぜ一緒に携帯したかというと、ウォークマンのバッテリー節約のためだ。
当時のウォークマンのバッテリーはガム型電池登場以前は単4型乾電池を1~2本使用し、再生時間が5~10時間程度のものが多かった。
それしか使用できない中で巻き取りに使用する電力がいかに無駄かというのは言うまでもない。
電動ワインダーがバッテリー食いで乾電池の消費が激しいと書いたが、それはウォークマンにおいても同様なのだ。

A面を聴き終わり、無録音部分のテープの早送りにウォークマンの電力を使うのは外出先では気が引けた。
そこでこのワインダーを使って残りを巻き取り、ウォークマンのバッテリーを少しでも節約して再生に回そうという考えでワインダーを携帯したのだ。

いま考えるとなんとも滑稽にうつるかもしれないが、そういった問題もあったからこそ、ウォークマンのバッテリーは後にロングライフとなり、進化していったのだ。

そういえば、80年代後半あたりになるとウォークマン専用なるカセットテープがソニーから発売されるようになった。
誤解を生みそうだが別にウォークマンでしか使えないカセットではない。

これは単純にテープの回転時にかかる負荷を軽減したものであり、のちにBS(バッテリー・セービング)メカニズムと呼ばれた。
カセットの構成要素である、テフロンシート(セパレートシート)、リールハブ及びパッドなどのテープ回転時に摩擦(接触)抵抗を生みそうな部分を改善したものだ。
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※コトバンク「コンパクトカセット」のページより引用

ウォークマン専用と謳われたこのカセットはテープの回転が非常に滑らかで、結果ウォークマンの再生/早送り時にトルクを必要とせず、軽い力で巻き取りができたのだ。
それまでのカセットといえば、例えばハブに指を入れて回転させると強い抵抗を感じるカセットはたくさん存在した。

とはいっても、初めてTDKのMA-Rを使った時はその回転の滑らかさ(軽さ)に驚いたものだ。
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ウォークマン専用カセットが登場するずっと前からこの高級テープはそこまで考えて設計されていた。

後にソニーカセットの裏書には「ウォークマンで電池長持ち」と一言記載されるようになったがそれはこういう経緯があったからだ。
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とにかく、滑らかなテープの回転は様々な面でメリットがあったということだ。

では、ワインダーの構造を見ていく。

本体はハーフ、手回しギア(白・大)、セカンドギア(オレンジ・中)、ファイナルギア(白・小)で構成される。
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ギア比の変化によって回転数を変化させるという、車や自転車のギアと同様の原理だ。
一番大きい手回しギアには折り畳み式の取っ手がついている。
この取っ手だけは耐久性に不安があるので常に慎重に扱いたいところだ。
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手回しギアを1回しする間にファイナルギア(白い小さい方)は7.5回転するようだ。
つまり鉛筆なら1回しで1回転に対し、これはその7.5倍で巻けることになる。
これをよどみなく回転させることができるので巻き取りが早いことは容易に想像できる。

四隅はカセット同様ねじで締まっているだけなのでメンテナンス性はよさそうだ。
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もっとも、よほどのことがなければ動作しないなんてことはなく、頑丈なので普通に使っていればそうそう壊れることもない。

本体には「onehand & gear」と刻まれている。
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使用方法は簡単。
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カセット装着後

ワインダーの透けてる方に巻きたい方向のカセットのハブが見えるようにセット。
あとは→の方向(時計回り)に回すだけ。

そこで46分テープを使って実際に時間を計ってみた。

使用したのは46分のスモールハブタイプのカセット(maxell UR)。
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手回しギアの回転数はとりあえず1秒につき約2回転のスピードで回せたので、ファイナルギアでは15回転/秒ほどになる。

回し始めると軽い力で巻き取りができる。
しかし、半分くらい巻き取ったあたりで回す指に抵抗を感じるようになる。
回転数を維持する必要はないが、今回は検証のため2回転/秒を意識しつつ巻き取ってみた。

結果は35秒。

これは鉛筆では到底無理な早さだ。
(鉛筆だと休みなくやっても5分はかかるだろう)
さらに早く回せば時間は短縮できるし、ハブ径が大きいラージハブタイプのカセットなら同じく短縮できるだろう。
(巻き取るほどにテイクアップ側の径が大きくなるため巻き取りスピードは上がる)

また、カセットの回転時の摩擦抵抗もカセットにより差があるため、これはあくまで参考値だ。

結果的にカセットデッキでもこの速度で巻き取りできる機種はそうそうない。
(46分で1分くらいなら早い方だろう)
従ってハンドワインダーはゆっくり回してもカセットデッキ並みのスピードで巻き取ることが可能ということだ。

参考までに以前の記事の電動ワインダーで計測した巻き取り時間は以下。
maxell EW-340:約30秒
SONY BE-A200:2分弱

ちなみに気になるのは巻きムラであるが、手持ちである以上皆無とはいかない。
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写真ではわかりにくいが巻きムラはできる。
ただし、鉛筆やマッキーに比べれば優秀だ。

巻き取りスピードをもう少しゆっくり目にし、テーブルに置くなどして固定すればもっと綺麗にできると思う。


電源を必要とせず、外出先でも巻き取りができるハンドワインダー。
手軽で使い勝手のいい最高のアイテムだ。

ただ残念なことに現代は売っていない。
(類似品もみたことがない)

近年カセットテープが見直されるようになり、再びラジカセ等が発売されるようになった。
ただ、普段からカセットテープを愛用するオレにとって、現状では完全復活とは言い難い。
当時と同等の機能やインフラが整っていないからだ。

例えば今のラジカセはノーマルしか録再できないとか、このワインダーのような周辺アクセサリーにしても然り。
そういう意味ではレコードの復活に関しては現環境に不満はない。
(むしろ現代のほうが充実している部分さえある)
カセット以上に需要があるからだろう。

全盛期同様の利便性・多様性も復活してこそ真の復活だ。
カセットに関してはまだそこに到達していないし到達できるとも思えない。

オレは別にカセットの復活を望んでいるわけではない。
単に個人的な思い出や思い入れが強いので常にカセットを再生できる環境を維持してきた。
よって個人的には不便はない。

中途半端でノスタルジーに浸るためだけの復活は正直歓迎できない。
とりあえずカセットの音を聴くことができても、本来のカセットのポテンシャルを引き出せず、カセットを知らない世代に誤解を与えてしまうからだ。

80年代カセット全盛時の音に現代手に入るラジカセ、カセットでは到底及ばない。

残念な話だが、本来のカセットの音を聴きたいのなら当時のカセットデッキと当時のカセットテープを使うほかに方法がない。

本当のカセットの音を知っているからこそ、オレは今もカセットを使うのだ。

4K有機ELテレビ SONY XRJ-65A90J(設置編)

2021年12月 リビングのテレビを買い替えた。

買ったテレビは2021年秋現在ソニーテレビカタログのフラッグシップモデル「XRJ-65A90J」だ。
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思えば実家を出てからのオレのテレビ遍歴はほぼソニー。

・ビクターブラウン管(1989年~)
・ソニートリニトロンワイド(199?年~)
・ソニー液晶ブラビア(2007年~)
・今回の有機ELブラビア(2021年~)
(未だ4台目なのはすごい?)
もちろんメインテレビに限るという話で、サブはソニーエアボードやパナのプライベートビエラ等も使ってきた。

レコーダーやプレステとの親和性もあって今回の機種選定もソニー一択。
液晶の選択も価格の面でなかったわけではないが、やはり有機ELで見てみたい。

また、自称オーディオマニアとしてはフラッグシップモデルが欲しいとなるが・・・。
今回購入したフラッグシップA90Jと下位モデルA80Jにはカタログ数値には出ていない画質の差があるとの口コミも見た。

そこで実際店頭で見比べてみたが、うちの今のテレビに比べたらどれも綺麗で何に買い替えても間違いないというのが正直な感想・・・
まぁオーディオもそうだが真剣に比較しようとすればその時に違いはわかっても買ってしまえば比較はできないし、差があったとしてもだから何なの、とそんなもの。

それでもA90Jを選んだのは14年間も買い替えずに頑張った自分へのご褒美以外のなにものでもない。
あとはオーディオマニアとしてのくだらない意地と自己満足のため。
何よりフラッグシップという魔法の言葉だけでもオーディオマニアにとってプラシーボ効果は抜群だ。
(普段フラッグシップなんて買わないし)
とはいえ買い替えスパンが短ければこの選択はなかっただろう。
今回も当然少なくとも10年は使うつもりだ。
基本不便であるとか壊れない限りは買い替えないタチ(ケチ)である。

そういうわけで新しいテレビは2021年12月10日(金)に我が家に届いた。
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事前に設置場所は片づけておいたので作業スペースも確保済み。
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ソニーから取り寄せた設置イメージ用の紙で65インチが余裕で設置できることも確認済みだ。
左側の梁と右側のカーテンの関係でこれ以上はちょっと厳しいのだ。

ノジマの委託業者さんが設置作業を始める。
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大の男が二人掛かりで作業するのであっという間に組み立て、設置は完了した。
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テレビは壁掛けではなく、ハヤミ工産の壁寄せスタンドKF-260Wを選択した。
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ハヤミ工産 KF-260W

まず壁掛けにしなかったのには大きな理由がある。

オーディオマニアあるあるだが、配線は自分でやるし、ケーブルの取り回しの変更やらでテレビ裏をいじることがちょくちょくあるからだ。
そういった時に壁掛けだと作業がしづらい。
また、壁掛けすると設置後の位置変更の自由度が低く、次のテレビの買い替え時にも何かしらのトラブルの原因ともなりかねないからだ。
(もちろんスペースに余裕があるのであれば壁掛けはしたかった)

よって業者の方にはスタンドの組み立て、テレビの取り付け、テレビケーブル仮接続&チャンネル設定のみお願いし、帰っていただいた。
作業時間はトータルで40分もかからず終了。
(旧ブラビアはリサイクルで引き取ってもらったがリモコンは忘れていった)

あとはオーディオマニアの大好物「配線」の時間。
思惑通り、何度も配線をやり直すことになり壁寄せスタンドで正解だったとつくづく実感。
KF-260Wは底面にフェルトシートを貼ることで床を傷つけることなく動かすことができる。
65インチのブラビアを取り付けた状態でも片手で楽々動かせるのはうれしい。

ここでスタンドの話になるが、今ではかなりの種類のスタンドから選択することができる。
しかし、そのほとんどがオレには使えないスタンドばかりだったのだ。
その理由は、既存TAOCのオーディオラックキャスターが6本脚だから。
お気に入りのオーディオラックなのでこれは変更したくない。
つまり6本脚のうち中央壁側(奥)のキャスターがあることで普通のスタンドは使えないのだ。
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そこで探し当てたのが、ハヤミ工産の「KF-260W」だった。
65インチまで対応した壁寄せスタンドでカラーは壁の色に合わせてホワイトにした。
一番の特徴は写真でもわかる通り、ベース部が四角いフレーム形状で中があいていること。
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ここにラックのキャスターを入れることでベース部に干渉せず、かつラックもある程度動かせるのだ。
このスタンド自体はずいぶん前から知っていたので買うならこれと思っていたが、ひとつだけ問題はテレビの設置高がわからないことだった。

オレの場合、TAOCのラック高(61.5cm)からプラス12cm上にテレビの下端がくることが希望だった。
つまり床からテレビ下端まで最低73.5cmの高さが欲しかったのだ。

その理由は今回を機にレコードプレーヤーをラック上に設置したかったので、レコードプレーヤーがテレビ画面に干渉しないだけの高さが必要だったのだ。
(ちなみに設置予定のレコードプレーヤーは高さ12cm)
店頭でラックの現物を確認していけそうかなと思っていたが、実際設置が完了するまではドキドキだった。
結果、スタンドの最高部に65インチブラビアを取り付けたら77cmも確保できたのだ。
3.5cmもマージンができたのは正直予想外だった。

テレビ下端が床から77cmもあり、上端は床から約160cmにまで及ぶのでちょっと高すぎではないかと思っていたが、ソファに座った状態では意外に違和感がない。
確かにやや見上げる姿勢となるが、ソファにもたれかかると自然に目線は上向きになるため全く疲れないのだ。

実はテレビ買い替えを躊躇していた理由のひとつがこの壁寄せ方法に長年悩んでいたというのもあったので達成感もひとしおだ。

そもそもオーディオもありきでのこの設置高。
設置スペースはテレビの幅分しかなく、のちのちスピーカーを置くことを考えるとテレビ画面にも干渉しないある程度の高さが必要だったのだ。
また、テレビ音声はヘッドホンか今回導入したネックバンドスピーカーを使うので、基本テレビ音声はオーディオから出すつもりはない。

さてテレビ高が問題ないことがわかれば後は楽しい配線。
新しいレコーダーとネックバンドスピーカーが今回の追加機器となる。
既存のケーブルを使いまわすつもりだったが、せっかくなのでケーブルも最適な長さのものに交換してケーブルの煩雑さも軽減したい。

オーディオマニアには購入後も多くの仕事(出費も)が残っているのだ。

アンテナケーブルはテレビ端子が壁に二つあるのでそれぞれテレビ用、レコーダー用として電波の減衰を最小限におさえる接続とした。
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これまでテレビ裏に隠していた無線ルーターはスタンドの後ろに設置スペースがあったので有効活用。
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あとはレコーダー、ネックバンドスピーカー等を仮接続してとりあえず完了した。
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ちなみにテレビ裏面のヘッドホン端子に防塵用キャップをつけたらヘッドホンが常時接続された状態と認識され、テレビスピーカーから音がでなくなったのでキャップは外した。
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細かく接続状況を確認しつつ、様子を見ながらなのでまだまだ終わりではない。

テレビ買い替え

2021年12月 リビング用テレビを買い替えた。

これまで使ってきたリビングのメインテレビはソニーのブラビアで2007年製46インチ液晶「KDL-46X5000」
KDL-46X5000

人生初液晶テレビ ブラビア視聴記

買って間もない頃のブログ記事を読み返すと懐かしい。。
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思えば当時は自身初のハイビジョン対応液晶だった。
アナログ地上波もまだ放送していた。

あれからまる14年、壊れたわけではないがさすがに14年も使ってると現代のコンテンツを視聴するには厳しいものがあった。

2022年現代のテレビの視聴スタイルは放送波だけでなくインターネットによる配信をオンデマンドで視聴できることも必須となっている。
もちろん2007年製のブラビアでもそれができなかったわけではないがテレビ単体としては無理。
プレステやパソコンを介してそれらを視聴してきたのだ。

それに不便を感じるも、まだ綺麗に視聴できるし、何より買い替えは大きな出費となるのでなかなか重い腰が動かなかった。

これまでも何度か買い替えを考えたが強く意識したのは東京2020オリンピック前だった。
オリンピックのタイミングでテレビを買い替えるなんてことは多くの人がやることだが、2020年はコロナの影響でオリンピックの開催自体が怪しいという状況。
当時は「やるかやらないか」そんなグダグダ感も手伝ってオレのテレビの購買意欲もなえていた。
結果、東京オリンピックは一年延期の2021年開催となった。

2020年はテレビを買わない口実ができたことに内心ホッとした部分もあったが、2021年になってギリギリまで迷うも結局既存のブラビアのままオリンピックを迎えることにした。
理由は車の車検で大規模修理費が発生(50万)したため、お金が工面できなかったからだ。

そういうわけですっかり買い替えのタイミングを逃してしまったわけだが、今までのブラビアでは機能面で不満があることに変わりはない。
また自称オーディオマニアのオレが2021年まで2Kテレビを使い続けたことにも驚きだ。

東京オリンピックが終わっても、テレビを買い替えたいという思いは大きくなるばかり。

とにかくお金は貯金を崩してでも工面するしかないが、それなりの購入理由もオレには必要だ。
(何しろテレビは壊れてないので)

そこで買い替えが必要な理由を考えた。
・2022年に冬季オリンピックが開催される
・AmazonプライムビデオやYouTubeを見るのにPS4を起動するのがもう面倒
・テレビをオーディオラックの上に置きたくない(壁掛けまたは壁寄せしたい)
・とにかく4Kが見たい

考えようによってはどれもぜいたくな理由かもしれないが家電好きのオレには十分だ。

オリンピックイヤーが翌年もやってくるのは異例なことだが買い替えの理由にはなる。

また、インターネット配信をシームレスにテレビ単体で見ることこそ真の現代スタイル。

テレビをラックの上に置きたくないのはリビングにもレコードプレーヤーを置きたかったからだ。

もちろん古いブラビアでも壁掛けに対応してはいるが、46インチなのに重量は約40kg、厚さも10cm超と壁の強度やスタンドの耐荷重を考えると現実的ではない。
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ブラウン管から液晶に買い替えた2007年当時はその薄さ軽さに感動したものだが、現代のテレビの物理的な進化も特筆すべき点だ。

なのでテレビ買い替えのタイミングでラック上スペースをクリアにするつもりだった。
リビングラックにはすでにアンプ、CDプレーヤー、カセットデッキ、ミュージックサーバーを置いているが実はこれ全部飾り。
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なぜならスピーカーがないので鳴らしていないからだ。
長年リビングにもセカンドオーディオシステムを作りたいと思っていた。
ラック上がクリアになればさらにレコードプレーヤーも置ける。
テレビを壁掛けまたは壁寄せする際、テレビ下端の高さが決まるのでそのタイミングまでスピーカーを設置するのは控えていたのだ。

とりあえずっていうのができない性分でテレビを買い替えたらやってやろうと長年考えていた。

4Kについては2Kで十分という声もあるがそれは違う。
画質の違いは明らかであり、現代に至ってはコンテンツ不足とは感じない。
4K放送は現状BS/CSのみであるが各種ストリーミングやUltra HD Blu-rayを含めればコンテンツは豊富とも言え、恩恵に預かるには十分な時代となってきた。
将来的にPS5も加えることを考えれば4Kは必須と言える。

そんな訳で今に始まった不満でもなく、数年悩んでいたということで、もう買い替えるのがベストだっという結論に至った。

しかし、最後に背中を押してくれたのはソニーの「セットで最大7万円キャッシュバック」キャンペーンだった。
これは対象のブラビア・ブルーレイレコーダー・ネックバンドスピーカーを購入すればモデルに応じてキャッシュバックされるというもの。
大きな買い物になるので資金の工面が少しでも楽になる本キャンペーンは渡りに船となった。

そういうわけでキャンペーンの条件に合致するかだが、4Kテレビにしたらついでにレコーダーも4K対応にしようと思っていたので同時購入は問題ない。
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Ultra HD ブルーレイレコーダー SONY BDZ-FBTシリーズ

ネックバンドスピーカーはドルビーアトモス対応の「SRS-NS7」のみキャンペーン対象だったがネックバンドスピーカーにはもともと興味があった。
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ネックバンドスピーカー SONY SRS-NS7

実は現状デジタルサラウンドヘッドホンシステム「MDR-HW700DS」を愛用していることもあって、後継機種の発売をずっと待っていたがどうにもモデルチェンジの気配がないのでちょうどいい。

すでにHW700DS付属ヘッドホンのイヤーパッドやヘッドバンド部は経年劣化でボロボロなのだ。
テレビは買い替えなくてもこれだけでも買おうと思っていた。
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サラウンドヘッドホン SONY MDR-HW700DS

そういうわけでたまたま買い替え対象が一致したのは幸運。
(ただ同時購入するつもりはなかったが)

こうなるともう早い。
ソニーホームページで商品仕様を確認し、機種を絞る。
ソニーストアと価格.comで最安金額を比較。
しかし購入するのは地元の家電量販店で現物を見てからと決めていた。

早速、2021/12/3に地元ノジマ鎌倉店に足を運んだ。
リサイクル料金(運搬料)、設置サービス等細かい部分を確認し、金額の折り合いがついたのでその場で即決してしまった。
(お金のことは後で考える)

結果的に支払額はソニーストアでの購入金額よりプラス1万円、価格.com最安よりプラス2万円。
まとめ買いできることや地元の安心感を考えればこの価格差は許容範囲。
ひとつだけ特別なのはノジマのオリジナル保証で売り場担当者の言う「無敵保証」なるものをつけたこと。
これをつけなければ実はどこよりも最安で買えた(ノジマすごい)のだが、今後起こりうる天災を考慮するならテレビが壊れることもあるかもしれない。
ノジマの「無敵保証」はいかなる場合でも破損したら新品交換できるというものだったのだ。

そういうわけで我が家のテレビ環境はようやく時代に追いつくことができたわけだ。

しかし、いざ旧ブラビアとお別れとなると14年も使い続けていたのでいくらテレビであっても愛着がある。
KDL-46X5000は46インチ液晶であるが2007年当時としては大画面の部類に入るものだった。
一番のお気に入りは液晶パネルを囲むスピーカーとさらにその周りを囲むアクリルパネルのデザインだった。
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46インチではあるがこれらのおかげで見た目は55インチに迫るサイズとなる。
難点としては画面横に配置されたスピーカーのグリルにホコリがたまるくらい。
今でも洗練されたデザインだなと思うが、実のところぶ厚くて重い。

それでも当時は32インチのソニートリニトロンブラウン管テレビからの買い替えだったのでその薄さには驚いたものだ。

そしてもっとも古さを感じさせる部分はやはりこれ。
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購入当時地デジはまだ地上アナログ放送との過渡期であったため、アナログチューナーも搭載されていたのだ。
当然近年では何も映らなく、無用の長物となっていた。
また、ビデオ入力にコンポジットやD4端子があるところも時代を感じさせる。
(無線LANはないが有線LANは装備している)

惜しむべきは全く問題なく視聴できていたことだ。
他の部屋で使おうにもさすがに無駄にでかすぎる。
しかし、新しい家電を導入することで自分の生活がより便利になることのワクワクはそれに勝る。
家電にはアップデートがつきものだ。

接続機器の配線を考えたりケーブルの交換を考えるのもオーディオマニアは楽しい。

この記事を書いている時点ですでに新しいテレビは導入済み、かつ1か月以上使っているので、引き続きテレビ・レコーダー・ネックバンドスピーカーのレビューも記録していきたい。

ONKYO ポータブルターンテーブル OCP-01

かねてよりクラウドファンディングにより資金調達していたオンキヨーのOnkyo Classic Series第一弾のポータブルターンテーブル。

2021年7月10日に手元に届いた。

物を見れば一目瞭然だが、チョイ聴き用のレコードプレーヤーだ。
GREEN FUNDINGというサイトで先着順に割引率が異なる形態で販売されていた。

少しだけ迷っていたこともあり、最安の8,980円では購入できず、次の9,180円で購入した。

購入の経緯は、やはり近年のアナログレコード復権の影響を大きく受けていることは否めない。
今や新譜でもレコードがリリースされるようになり、オレのレコードコレクションもここにきて増殖中だ。
もっとも、音楽はスマホで手軽に聴く現代のリスニングスタイルを考えるとレコードで聴くというのはかなり手間だ。
だからこそ、このプレーヤーのような手軽さは今の時代には必要だと思えてきた。

オーディオマニアであればレコードは必須アイテムなので、もともとレコードプレーヤーを持っている人は多い。
オレもすでにプレーヤーは3台持ちではあるが、どれもポータブルでないため気軽に聴くというには程遠い環境だ。

そんなプレーヤーを何台持っていようと聴くまでの手間は変わらない。

昨年(2020年)購入したパナソニックのラジカセのように、レコードも好きな場所で気軽に聴きたいという思いは以前からあったのだ。
Panasonic RX-FS27(ステレオラジオカセットレコーダー)

今はポータブルプレーヤーはたくさん発売されているので別にオンキヨーでなくてもよかったのだが、古くからのオーディオマニアとしてはオンキヨーが出すとなればやはり気になる。
そもそもオレの初めてのスピーカーはオンキヨーのD-77Xでオンキヨーに対する思い入れは特に強いのだ。

そんなわけでこのタイミングだと言わんばかりに購入してしまった。

用途としては場所を選ばず手軽に聴くこと、それが一番の目的だ。

音には期待していないが果たして実態はどうだろうか。


ONKYO OCP-01
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発売日:2021/7/7
価格:11,800円(税込)
※購入価は9,180円
カラー:ソニックブルー、シェルピンク、ヴィンテージホワイト、ミスティックブラック
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4色から選べたがクラウドファンディングの受注実績を確認すると、オレが選んだソニックブルーが一番人気だったようだ。
ちなみに当初シェルピンクはラインナップされておらず、発売の少し前に追加された。
すでに他の色で注文していた場合でも発送前までに連絡すれば変更は可能となった。


まず、最初に手にして思ったのは想像してたより小さいということ。
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トランク風な見た目で一見するとレコードプレーヤーには見えないのもオシャレ。
(この手のものはすでに他社でいくつか発売されていたので目新しいわけではないが)

そもそもポータブルプレイヤーは1970年代から存在しており、ポータブル用途ということで折り畳みかつ持ち手有りというスタイルは確立されていた。
しかし、完全にトランクボックスを模した形状は現代ならではの発想で面白い。

使わない時は部屋の隅にでも置いておける。
ホコリをかぶっても中は大丈夫だ。
ボックスも頑丈なので多少はぶつけても平気そうだ。
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底面には約1cm厚のゴム足がついている。
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両側面には金属製グリルでカバーされたフルレンジスピーカーを内蔵。
スピーカーの口径は7.6cmと小ぶりだが一応ステレオである。
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ただ懸念しているのはこのスピーカーの位置。
小型だけに確実に出音に影響してくる配置だ。
想定されるのはまず、高い音は正面では聴こえにくいだろう。
だからと言って横から片方のスピーカーの音だけ聴いてはステレオの意味がない。
ここだけが購入前から気になっていた部分である。


ターンテーブルとトーンアームは一体型で筐体と分離したフローティング構造だ。
少し触っただけでぐらぐらするがこれでいい。
これで内部スピーカーからレコードへ振動が伝わるのを防ぐわけだ。
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素材からくる見た目のちゃちさは仕方ないが、ちゃんと機能している。
この手のプレーヤーで使う人はいないだろうがスタビライザーは使わないほうがよさそうだ。


アームリフターレバーがついているため、指先でレコードに針を落とさなくてもよい。
リフターを下げておけば手動でも可能だ。
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しかしこういうプレーヤーは慣れたら豪快に手でやったほうがいい。
(昔のプレーヤーにはこんなものはついていなかった)


電源ONはボリュームつまみと連動。
時計回りに回せば電源が入る。
12時の位置で十分な音量が出る。
さらに±10%で可変できるピッチコントロールもついている。
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ピッチコントロールはセンターでカチっと止まるので安心だ。
用途としては普段は触らなくてもいいが、例えばCD等と比べて音程が高いとか低いとか思ったらここをいじって調整すればいい。
このような安価なプレーヤーは回転スピードが不安定になりがちなのでついているものが多い。


オートストップON/OFF(右)と回転数切替スイッチ(左)。
ここだけ他のスイッチのように色がついておらず見にくい。
さらに文字が小さく、正面に対して横向きなので使いやすいとは言えない。
IMG_0128

オートストップ機構はレコードエンドで自動で回転が止まる便利なもので通常はONの状態にすべきだろう。
回転数は78回転もついているのですべてのレコードが再生でき万能といえる。


PHONO(レコード)とBluetoothの切り替えスイッチ。
普段はPHONOの位置にしておけばよい。
Bluetooth接続時は音でペアリングを知らせてくれる。
IMG_0111


ヘッドホン端子がついているのは非常にありがたい。
音量はボリュームつまみと連動で調整できる。
ちなみにBluetoothで受信した音もこのヘッドホン端子で聴くことができた。
IMG_0113


裏側には入出力端子が集約される。
右からACアダプター端子、ラインアウト端子、ステレオミニプラグでAUXIN(外部入力)端子。
ラインアウトはアンプやパワードスピーカーへの出力用として。
当然フォノイコライザー内蔵のため汎用性は高い出力端子だ。
AUXINはBluetooth非対応の機器等をつなげて本機のスピーカーから音を出すために使う。
これはまず使うことはないだろう。
ちなみにここにケーブルを挿すと入力ソースがレコードからAUXに自動に切り替わるので抜き忘れに注意だ。
IMG_0116
真ん中のラインアウト端子から音を出力するとパワードスピーカー等から音を出せるようになるが、この出力レベルは本体ボリュームと連動のバリアブル端子である。
つまり、本体スピーカーからも音がでるということ。
よってプレーヤーのボリュームを下げてパワードスピーカー側のボリュームで調整ということになるので注意が必要だ。
そういう意味では本体スピーカーが横についていることは救いかもしれない。
このプレーヤーの音はショボいのでつい外部スピーカーに繋げたくなってしまうが、そもそも元の音もショボいため、音に期待してはならない。
もちろん音への期待値が高いオーディオマニアとしての意見であるが。


LPを乗せるとこれだけはみ出す。
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これがまたいい。

さて、そういうわけで早速レコードを聴いてみた。
操作は取説がいらないほどシンプルなものだ。
本格プレーヤーにあるような細かい設定は一切必要ない。
ボリュームつまみを回すと電源が入るのであとはレコードに針を落とすだけだ。
カートリッジを持ち上げ、レコードに近づけると敏感にターンテーブルが反応する。
立ち上がりはとても早いようだ。

この記事を書くにあたり、レコードをシングル・LP合わせて十数枚聴いてみた。
そのうえで気づいたところを思いつくまま挙げてみた。

まずは残念だったところから。
あえて悪いと言わないのは、価格や用途を考えれば妥当といえるからだ。

出音
形状やコンセプトからして最初から音には期待していない。
とはいえ予想していた音と違っていたので少しだけ残念に思った。
最初の1枚を再生した時は「なんじゃこりゃ!?」というのが正直な感想。
普通にショボい音ならなんとも思わなかったかもしれないが、やけに中域(ボーカル域)が強い。
というよりもやや不自然なほど。
用途からしてもボーカルを聴かせるチューニングだろうとは思ってもやはり気になる。
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この原因を考えたがどうやら箱の中で音が共鳴しているような感じの音だ。
低音高音(特に低音)が出ないのは想定の範囲。
ボリュームを上げていくと12時の位置を超えるあたりからただうるさいだけの音になる。
音量は大きくても11時の位置までがこのプレーヤーには最適だろう。
スピーカー位置は前面に配置していればまだ高音が聴こえてよかったかもしれない。
蓋側についていればもっとよかったが。


音揺れ
再生しているとたまに音が揺れるのがわかる。
つまり回転が不安定(常に正確ではない)ということ。
このプレーヤーはベルトドライブ方式であるが、回転数偏差(ワウ・フラッター)はよくない。
取説によると3%以下というスペックであるが、例えば我が家のフラッグシップであるDENON DP-59Lは0.02%とまるで桁が違う。
(数字が低いほど回転精度がいい)
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まぁクォーツロックの本格プレーヤーと比べるのはナンセンスであるが、この3%という数値が聴感上ここまでわかりやすいものなのかと驚いた。
もちろんチョイ聴きなのでうるさくいうつもりはないが、数年後にベルトの劣化でこれがさらに顕著となるならベルトも補修部品として考慮しなければならない。
ベルトはゴムなので経年劣化で伸びたり、切れたり、滑ったりするので消耗品なのだ。
ベルトドライブ方式は機構がシンプルなため、安価かつスピーカー内蔵プレーヤーでは振動対策という意味ではベストなのだ。
まぁピッチコントロールがついてるのでベルトの伸び程度なら応急処置はできるだろう。


シングル再生時にカートリッジが左右に振れる
反ったレコードを再生するとカートリッジが上下に波打つのはよく知られるところ。
しかしそれが左右にも振れるのだ。
それもシングルレコードに限る。
原因はセンタースピンドルに挿すドーナツ盤用のアダプターが原因のようだ。
よく見るとセンタースピンドルに対してアダプターの穴が大きすぎて1mm程の遊びがあるのだ。
IMG_0114
要はがっちりハマってないということ。
もともと回転精度がよくないのでこれを改善したところで音に大きな変化はないだろうが、気になるならアダプターを変更すればよい。
シングル用アダプターはナガオカなどから発売されている。


オートストップが使えないことがある
レコードエンドを感知して自動で回転が止まる機構だ。
無駄な針の摩耗を抑えるためには便利な機能だ。
聴きながら寝てしまってもこれがあれば安心ということ。
しかし、特にシングルレコードを聴いていて最後の方になるとまだ曲の途中なのに止まることがある。
これはオートストップの感知エリアに差し掛かったためだ。
センターラベルはLPよりもシングルのほうが小さいのでよりLPより感知されやすいということだ。
ちなみにシングル10枚中5枚は曲の途中で止まるという高確率であった。
(収録時間やカッティング状況による)
まるで電池が切れかかったカセットウォークマンを聴いている時のような止まり方が微笑ましい。
あれ?止まった。いや?まだ動く。を何度か繰り返すと完全にとまるみたいな感じだ。
もっともこのオートストップはキャンセルもできるので、面倒だがシングルの時はOFFとしておけば解決だ。
手元で操作できるので大した手間にはならないだろう。


反ったレコードがマウント部にあたる
これはこのプレーヤーに限らないかもしれないが、ターンテーブルが薄いため、マウント(アーム側)にLPレコードの反った部分が当たることがある。
同じの構造のポータブルプレーヤーなら同様の事象があるはずだ。
もちろん反ったレコードに根本原因があるが、接触した際の接触音をそのままカートリッジが拾って増幅され、擦れ音がはっきり聴こえることもある。
ターンテーブル高とマウントの最高部の差は5mmない程度なので、あともう数ミリ離れていれば問題なかったのだが・・・
レコードの保護のためにも反りすぎたLPレコードをかける時は注意が必要だ。


ACアダプターを収納できない
トランクボックスの形なのにACアダプターの収納場所がどこにもないのは残念だった。
アダプターは結構小さいだけに、ボックス内のどこかに収納できるはずだ。
ポータブルを謳うならその用途に応じた配慮も必要だ。
IMG_0117


立てると不安定
立てておくと蝶番の影響でこのように斜めになってしまう。
IMG_0127

ここは小さくてもいいのでゴム足が欲しかった。
この向きで保管する人は多いと思う。
この状態で置いておくと床などに傷をつける恐れがある。
ここはホームセンターでゴム足を買ってきて自分でつけるしかないか。


Bluetooth出力ができない
本機のBluetoothは外部機器の入力専用。
これは買う前からわかっていたが、やはり今時レコード自体の音を飛ばせてもよかったのかなと。
もちろんチョイ聴き目的なのでこのプレーヤーだけで完結するのは構わない。
ただ、このプレーヤーだけをメインに使う人にとってはもう少しいい音で聴くためにBluetoothスピーカーから音を出したいと思うかもしれない。
もっともラインアウトで先述の通り、この音ならできなくてもよかっただろう。


では良かったところを。

そもそも残念な部分を先に挙げたのはあくまでオーディオマニアとしての一応の意見だ。
(オーディオマニアはこういうところがウザい)
価格を考えればこのような不満は取るに足らず、笑って済むことでもある。


出音
不満でも挙げているのに良かったというのも矛盾でしかない。
そもそも音が悪いというより、この音にオーディオマニア的にはびっくりしたのだ。
普段からいいプレーヤーで音を聴いていたのでこのギャップは仕方ない。
ただし、聴き込んでこの音に慣れてくると実に味のある音にハマってしまう。
別に音がいいわけではない。
なんとも時代の逆を行くローファイな音だ。
レコードのポテンシャルをまるで引き出せていない。
(初めてレコードの音を聴く人がこれがレコードの音と思われると困るが)
しかしそれが逆に心地良くなってくるのだ。
まさに子供時代にアニメやヒーロー物を聴いていたあのポータブルプレーヤーの音だ。
子供時代にその音に不満をもっていただろうか。
そんなことはない。
ただ純粋に回転するレコードから出る音にワクワクしていた。
音に不満ならこれで聴かなければいい。
そしてその不満からオーディオの沼にはまっていくのだ。
オレにはただただ楽しい音になってしまった。


スクラッチノイズ・トレースノイズがわりと目立たない
これは本当に嬉しい誤算だった。
ピックアップからスピーカーまでのスペックの低さがノイズに対してはいい結果をもたらしたのだ。
あまり正確に音溝の音を拾わなこと、スピーカーの解像度が低いこと、この相乗効果でノイズもはっきり聞こえないのだ。
厳密にいうともちろんレコード特有のノイズは聴こえるがそれさえもチープな音なので逆に気にならないのだ。
だからもうめちゃめちゃ汚れたレコードでもクリーナーなしでかけてしまおうという気にしてくれる大らかさがあるのだ。
こんなメリットもあったとは。


78回転がある
実は常々欲しかったのが78回転だ。
別にSP盤を聴きたいからではない。
最近レコードを洗浄することを始めたのだが、最後の仕上げとして一度プレーヤーにかけるということをやる。
取り切れなかった音溝のホコリを掻き出すのが目的だが、聴くわけではないのでただ早く終わらせたい。
これまで45回転でやっていたが78回転であればその時間をさらに短縮できる。
しかもお手軽なプレーヤーなので針の摩耗も気にせずやれる。
交換針も安価で購入できるので二重で安心だ。


想像以上の手軽さ
本来の目的である手軽にレコードを聴くこと。
実際、茶の間とかでレコードを積んでとっかえひっかえ何枚も聴くということができる。
それがポータブルになるとここまで手間でなくなるのか、というほど面白いように聴けてしまう。
シングルレコードなんかはあっという間に10枚くらい聴いてしまった。
手元にあるから何かやっていてもその場ですぐにレコードをひっくり返せる。
まさに聴きまくるとはこのことだ。
この一番やりたかったことを達成できた喜びは何よりも大きい。


では、とりあえずOCP-01の出音も記録しておこう。

まずはシングルから。
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小学生の頃、大好きだったジャッキー・チェンの映画主題歌。
酔拳より四人囃子の「拳法混乱(カンフージョン)」だ。

PCM-A10による空気録音でプレーヤーから斜め上約50cmの位置から録音。
ボリュームの位置は11時手前あたり。
サンプル
この録音した音はオレが聴いた音にほぼ近い。
当時はジャッキーをオヤジのでっかいラジカセを使ってカセットで聴いたものだ。
それに比べればショボいといえばショボいがボーカルをメインに聴かせるチューニングは悪くない。
音量が大きすぎると箱鳴りが顕著になるのでほどよい音量で聴くのがベスト。
そこらへんのバランスを見極めるといいだろう。


次はLPを。
夏になると聴きたくなる中森明菜のオリジナルアルバム「ANNIVERSARY」から「100°Cバカンス」をチョイス。
IMG_0124

まずはウォークマンよりソースそのままの音を聴いてみる。
サンプル
CDからFLACでリッピングしたいつも聴いている鮮明な音だ。
当たり前だがどの音もよく出て解像度も高い。
これはデジタル音源の音だが通常のレコードプレーヤーならこれとそう変わらないはずだ。
これを基準に比較してみよう。


次にプレーヤーのレコード再生音を空気録音した音。
条件はシングルと同じ。
サンプル
プレーヤーのスピーカーから出る音の傾向はシングルの時と同様、中音ばかりで低音高音はあまり出ていない。
よってこの音傾向はやはりポップスまたはボーカル向きだろうなと思う。


このプレーヤーの音はかなり癖のある音だが、ウォークマンからBluetoothで飛ばした音なら変わるかもしれない。
むしろ純粋にスピーカーの音を聴きたいならこの方法がベストだ。
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サンプル
内部スピーカーのため、音の傾向こそレコードと似ているが明らかに解像度は上がり、細かいニュアンスが伝わる。
ボーカルばかりが強調されたレコードの音は幾分影を潜め、あまり聴こえなかった楽器の音も前に出るようになった。
ちなみにこのBluetoothで飛ばした音をプレーヤー本体のヘッドホン端子で聴いたところ、ほぼウォークマンで聴いた音と変わらなかった。
つまり、レコードの音はやはりピックアップの性能に左右された音ということだ。


ではレコードの音をヘッドホン端子から聴いたらどうか。
サンプル
これを聴くまではヘッドホン端子からの音なら、ウォークマンで聴いた音に近いのではとほのかな期待があったのだが、内部スピーカーで聴いた音と基本的な傾向は変わっていない。
むしろこの音がそのまんまスピーカーから出ているといえばわかりやすいか。
とはいえ内部スピーカーよりはいい音だ。
ただ音の傾向がこれによりはっきりとわかった。
まるでイコライザーで中音のみ上げたかのような音だ。
単純にピックアップが拾った音がこの音ということになる。
高低音がまるで出ていないが、さすがに内部スピーカーと筐体の癖がプラスされない分聴きやすい。

レコードの音はピックアップの影響をもろに受けているので、これはもうこういう音ということで割り切るのが幸せだろう。

おそらくラインアウトで出力したところでこの音の傾向は変わらないだろう。
やらずともこのプレーヤーの音を外部スピーカーで聴くのは厳しいのがわかる。
となれば例えばデジタル化する時の出力用としてこのプレーヤーを使うのも少々厳しい。
やるとするなら例えばアプリ側でイコライザー補正して取り込むのがベストだ。
もちろんこれはオーディオマニアとしての厳しい目線での意見であるが、この音をそのままデジタル化しても問題があるわけではない。
再生時にイコライザーで補正しても本来の音に近づけることも可能だろう。


このプレーヤーは単体再生のみに特化して、余計な事はせずただひたすら聴くだけのほうがよい。

内部スピーカーを使って聴くためだけにチューニングされているといってもいいだろう。


さて、いろいろと不満も書いてしまったが、実際不満という表現は適当ではない。
ただのアラ捜しに近い。

オレはこのレコードプレーヤーに実はとても満足しているからだ。

レコードを聴くことを身近に手軽にする道具としてはこれほど最適なものはない。

例えば、プレーヤーはないがレコードは持っているなら、まずはこういうプレーヤーで音を出して聴いてみるべきだ。
これからレコードを聴く人の初めてのレコードプレーヤーとしても最適だ。

オレもかつて子供時代にこのようなプレーヤーでレコードの音を楽しんでいたのだ。

レコードを聴くことに敷居の高さを感じるならそれは少々思い込みだ。

こんなに安価で手軽なものが現代はたくさん準備されている。

音楽を聴く形としてレコードが選択肢に入ることでどんなに生活が潤うことか試してもらいたい。

思いきって動き始める人が一人でも増えてくれるとうれしい。


さて、これはオンキヨーのクラシックシリーズ第一弾ということなので、今後も何かしら商品化されるかもしれないので要注目だ。
(次はラジカセか?)

まぁ次が何であれ、結局買ってしまうんだろう。

ミュージックサーバーの導入(環境構築編)

音楽再生環境を見直す課題として、自分の中で長い間検討していた音楽専用サーバー(以降NAS)導入について、今回ようやく踏み切ることにした。

2021年現在、オレの音楽を聴く手段として長い順で以下になる。
・サブスクや配信で聴く(ストリーミング)
・PCに保存したCDやダウンロードファイルをウォークマンに転送して聴く
・各メディア(CD、レコード、カセット等)を直接プレーヤーで再生して聴く

なんだかんだ言って作業しながらBGM的に聴くことが多く、となると手軽なストリーミング再生の時間が長くなってしまう。
そのうちもっといい音でということになるとウォークマンで聴く。
直接プレーヤーでメディアを再生するのは手間と言えば手間なので割合は低い。

上記3項目は、それぞれリスニングスタイルが異なるので、シームレスな切り替えは当然できていない。

音源については基本的に好きなものはメディア媒体として所有しているので、ストリーミング再生は本当にBGM程度の軽いノリだ。
音楽を聴く手段が増えた今ではレコード等のメディアで直接聴くことは贅沢な時間になりつつある。
(言い方を変えればめんどくさい)

この現状のリスニングスタイルの不満点は結局所有する膨大なメディア資産にある。
本当に聴きたいのは所有しているメディアだからだ。

まずCDが現状では一番多く所有するメディアになるが、これも一部しかPCに保存していない。
新譜を入手した時や聴きたいCDをその都度PCに保存している。
メディアを所有しているから、という安心感からPCの入れ替えのたびに入れ直しているので、なかなか全音源が保存された状態にはならない。
もちろんあえてそうしているというのもある。
あとはPCの容量とか単純にそれが面倒という理由だ。
仮にPCに全部入れたとしてもウォークマンに全て入れるつもりもない(入らない)から今後もやらないだろう。

これまではPCに音源を保存する目的はウォークマンへ転送するためだけだったので、USB DACを介して聴くこともまだやっていない。
(やろうと思えばできる環境は整っているのだが)

ただ、思い出したように「あれが聴きたい」なんてことはよくあることで、その都度CDを引っ張り出して聴いたり、PCに保存したりの繰り返しはさすがに無駄な時間に思えてきた。

まぁそれはいいとしても、お目当てのCDやレコードをラックの前で探すのはやはり面倒だ。
ましてやアナログメディアのレコードやカセットはデジタル化していないので、所有しているものがまるで把握できていない始末だ。

そういうわけで音源を”ある程度”集約するために、ついにNASの導入に踏み切ったわけだ。

要はアナログを含めた所有音源をストリーミング感覚で高音質かつ手軽に聴きたいということ。
そうすればオレのミュージックライフは今より豊かになるだろう。

さて、一言でNASと言っても、その使い方は人によってさまざまだろう。

オレの考えるNASの活用方法はいくつかの段階を経て完成させるつもりだ。
(もちろん音楽専用が前提)

第1段階
NASへ音源を保存しまくる。
これまでPCに保存していた音源をNASに変更することで、PCのストレージ容量を気にすることなくバンバン保存していく。
これまでと変わりなくウォークマンにも転送できるので、これだけでも有意義だ。
まずはCDとダウンロードファイル(デジタル音源)からということになるだろう。

第2段階
NASの音源をタブレット、スマホ等からも聴けるようにする。
PCかウォークマンでしか活用できなかった音源を全端末まで拡大する。
PCを立ち上げる必要もなく、ウォークマンに転送する必要もなく、同じ音をさらに手軽に聴くことが目的だ。
アプリの仕様と使い勝手が決め手となるだろう。

第3段階
NASの音源をオーディオシステムで聴けるようにする。
オレのオーディオシステムはリビングとオーディオ部屋の2か所。
どちらもUSB DAC内蔵アンプなのでまずは環境設定していくことがメインになるだろう。
いずれは単体でUSB DACの導入も検討したい。

最終段階
NASへアナログ音源も保存する。
アナログは再生しながらのデジタル化となるのでどうしても時間がかかる。
また、これには新たな機材も導入したい。
やろうと思えばこれまで簡易的にやっていたPCMレコーダーで直接録音という手もあるが、どうせなら本格的にやりたい。
レコードのデジタル化にはKORG、カセットのデジタル化にはTASCAMあたりが適当と考えている。
すでに所有するCDとかぶるものは避けるが、レコードでしかない音源も多くある。
さらにカセットはレコード以上に貴重な音源が多いのだ。


全段階が終われば今回の構想のゴール。

これが完成した時に懸念しているのは、NASにライブラリを集約することでメディアの必要性を感じなくなることだ。
ただ、オレはオーディオマニアなのでメディアとそのメディアを再生する機材には思い入れが強い。
新譜はダウンロードよりまずはメディアを所有することが一番なので買うだろう。
カセットデッキくらいは少し整理してもいいかもしれない。
終活ともなればライブラリの整理を真剣に考えてもいいが、それはまだ先の話だ。

オーディオ観点のネットワーク整備も時代の流れとしては必要なのでやって損はない。
これまで通りでもよかったと思うならそれはそれで構わない。

もしかすると、NASの導入をきっかけに逆にゆっくりメディア媒体の音に耳を傾けられるのかもしれない。


そういうわけでまずは環境構築編。

今回初めて購入したNASはこれ。

IO DATA Soundgenic HDL-RA2HF
m
購入日:2021/7/1
購入価:33,800円
サイズ:幅168mm×奥行134mm×高さ43mm
重量:1.2kg

写真は設置してしまったのでアイ・オー・データHPより拝借した。
バッファローのLinkStationと迷ったが、横置きデザインでオーディオっぽくこちらの方が好みだった。
アイ・オー・データのNASもいろいろあったが、よりオーディオに特化したのがサウンドジェニックだ。
単にハードディスクと考えれば高いと思うがオーディオマニアとしてのこだわりもあるのでこれでもちょっと無理したほうなのだ。
NAS初心者のオーディオマニアにはちょうどいい。
s
フロント、天板、底板ともにヘアライン仕上げで高級感がある。
サイズは普通の外付けHDDとさほど変わらないが重さはあるのがうれしい。

これはHDDモデルであるがSSDモデルは桁が違うので手が出なかった。
さらに同社ハイエンドの「fidata」ともなると何十万なので話にならない。

HDL-RA2HFはそういう意味ではオーディオ用の入門機になるのだろうがまずはこれで十分だろう。
b
裏面入出力は必要最低限といったところ。
左の穴はケーブルクランプの差込口だ。
電源ボタンが裏面についているのはちょっといただけない。
pic-1
電源はACアダプターからとるが、電源回路本体がケーブルの中間にあるタイプなのでコンセントの差し込み位置に悩む必要がないのは幸いだった。
こういう小物はコンセントプラグ一体型が多いのでほんと助かる。

それではまず設置に入る。

Wi-Fiルーターはリビングにあるのでテレビ用ラック内に適当に設置した。IMG_0103

本来ならアンプの上には置きたくないが、そのうち配置換えをするのでこれは暫定ということで。

ルータ―とサウンドジェニックはLANケーブルで接続する。
LANケーブルは同時購入しておいたカテゴリー7(CAT7)で繋ぐことにした。
IMG_0106
よくわからないメーカーのものを買ったが昔のカテ5のことを思えばこれでまずは十分。
色を4色から選べるのはよかった。

ついでに壁~ルータ間も同じくカテ7に交換した。
IMG_0105

LANケーブルのカテゴリーの違いは通信速度や伝送帯域に関わってくるので重要だ。
カテゴリー5、6、7、8のうち今回は7。
8はまだ値段が高い。

そもそも今まで家に転がっていたカテ5を適当に使っていたのでこれがボトルネックになっていることはわかっていた。
しかもプラグ固定用のツメが折れていて掃除するとすぐ抜けるし、たまに繋がらないなと思ったら抜けてたってこともしばしば。
NASを導入しなければずっと放置してそうな勢いだった。
なにはともあれ、これでようやく本来の通信速度を使い切ることができそうだ。
(体感はあまり変化がなかった)

接続が完了したら、電源を入れて設定に移る。
本機はファンがないのでもともと静かなのだが、HDDの動作音も全く気にならないレベルだ。
深夜寝静まった頃に何か音がするかなといった感じ。

サウンドジェニックの設定は取説通り「LAN DISC コネクト」というスマホ用アプリをダウンロードして指示に従って行う。
どうやらスマホかタブレット用しかアプリがないようだ。
なんか取説と画面が違うなぁ、と思いつつも特に問題なく完了した。

PCから確認するとNASは認識されていた。
あとはPCを使って、サウドジェニックをネットワークドライブに仲間入りさせる。
これは取説には載っていないのでわからなければネットでその方法を検索すればいい。
netdrisetteigamen

設定画面でサウンドジェニックを指定。

znetworkdrive
下から2番目にネットワークドライブが見えた。

無事、PCでサウンドジェニックのストレージをネットワークドライブに割り当てた。

あとは、CD等を取り込んだファイルの保存先をNASに変更すればよい。

で、いい機会なので現在使用中のSONY Music Center for PC以外にアップルのiTunesも使ってみようかと思った。
タブレットのiPadで使うならいiTunesのほうが相性がいいのではと思ったからだ。

まずは、ソニーMusic Centerの設定変更から、
g
設定からファイルの保存先をネットワークドライブに変更。

h
試しにネットワークドライブに保存したアルバムをWi-Fi経由でソニー Music Centerで再生したが問題なかった。
曲飛ばしに若干もたつくかなという程度だ。

これでMusci Center設定は完了。

次にアップルiTunesの設定変更だ。
iTunesは過去に少し使ったことがあるも、ウォークマンユーザーであることやダウンロードはソニーmoraを使うのでほぼ知らないに等しい。

調べていると問題にぶち当たった。
どうやらiTunesはFLACに対応していないみたいだ。
アップル独自のALACがFLACと同様のロスレスだが、これは困った。

今後莫大な音源をFLACで管理しようと思っていたのにここでALACにするのはどうしたものか。

逆にMusic CenterやウォークマンはALAC再生に対応している。
昔はソニーがATRACという独自規格で意固地だったのに、今では立場が逆ではないか。

まぁどちらを使うかは要検討ということで、とりあえずiTunesの設定を変更しておくことにした。

が、これには正直てこずった。

そもそもアップルはiTunesのデータ保存先をNASにすることは推奨していないようで、設定変更画面にネットワークドライブが見えなかったのだ。

いろいろ調べて変更の方法はわかったが、それでもそのマニュアル通りにもできなかった。
不親切で細かいことを端折っていたのだ。
忘れないうちにここに備忘録として記しておこう。
itunessetteigamen
上の写真のように変更できればいいのがこれがなかなかできなかった。

作成したネットワークドライブにiTunes用のフォルダをあらかじめ作っておく。
この時デフォルト(インストール時)で作成された保存先から「iTunes Library.itl」ファイルをコピーしておく。
このファイルがないとiTunes側で設定が終わらなかったのだ。
itunesfilehissu
たったこれだけなのにずいぶん手こずった。
きっとアップルに詳しい人は簡単にできてしまうんだろう。

itunessaisei

なんとかiTunesのファイル保存先をネットワークドライブ上に変更でき、試しに再生した。
問題なく再生できたので完了だ。

そもそもSONY党であるオレはウォークマンのためにSONY Music Centerを使っている。
全ての端末からMusic CenterでNASからデータを読み出すことができるのかはやってないのでわからないが、Music Centerにこだわる必要もない。
Music Centerは使いにくいからだ。
っていうか昔からソニーのアプリは変わるたびに使いにくさは変わらない。

各端末での再生ソフトも統一したい考えではあったが、やっていくうちにそんなこだわりはかえって不便になりかねない気がしてきた。

まずはファイルフォーマットを何にするか、NASへの書き出しソフトを何にするかはしばらく平行運用して決定しようと思う。

ちなみにFLACとALACは容量的にはほぼ変わらない。
FLACの方が若干小さいかなという感じだった。
IMG_0104

次回は、
第1段階
NASへ音源を保存しまくる。

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